葬儀ポータルサイト運営は、2000年代に入ってから台頭してきた事業形態ですが、収益化するのは想像以上に難しいようで、すでに撤退する企業も出始めています。
新規参入が相次いだ葬儀ポータル業界では、他社との差別化を図るための値下げ合戦が繰り広げられた結果、景品表示法違反により行政指導・処分を受ける事案も複数回発生しました。
そんな状況下においても、葬儀ポータル業界への新規参入は続いているようで、中には上場企業が運営に関わっているケースもみられます。
そこで本記事では、2020年以降に設立された葬儀ポータルサイトの中から、全研本社が運営する「葬儀のてびきびと」と、日本エンディングパートナーズが運営する「葬儀屋さん」について分析します。
各地の葬儀社様にも、両社から提携依頼の連絡が来ることもあるかと思いますので、サイト概要の把握に役立てていただければ幸いです。
目次
- 葬儀ポータルサイトの概要
- 葬儀ポータル「葬儀のてびきびと」の概要
- 運営会社
- サイトの特徴
- 収益化に向けた課題
- 人材確保
- 提携葬儀社の開拓
- 業務のシステム化
- 集客に向けた動き
- 葬儀ポータル「葬儀屋さん」の概要
- 運営会社
- サイトの特徴
- 葬儀ポータル業界の動向
- いい葬儀(鎌倉新書)
- よりそうお葬式(よりそう)
- 小さなお葬式(ユニクエスト)
- まとめ