解約手数料で損をさせない!?冠婚葬祭互助会からの乗り換えサービスを提供している葬儀社まとめ

変更

葬儀の小規模化・簡素化が進む現在では、冠婚葬祭互助会加入者の中にも、専門葬儀社の利用を希望する方も出始めています。
しかし冠婚葬祭互助会との契約を解約する場合は、積立金総額から解約手数料が引かれるため、全額が戻ってくるわけではありません。
こういった事情から、専門葬儀社への乗り換えをためらう冠婚葬祭互助会加入者も多いようです。

そこで今回は、冠婚葬祭互助会からの乗り換えを検討している方向けに、解約手数料分を自社商品券などで補填(ほてん)するなどのサービスを用意している葬儀社様を紹介します。
地域密着型の中小葬儀社様にとって参考になる点もあるかと思いますので、ぜひ最後までご覧ください。

なお冠婚葬祭互助会のメリット・デメリットについてはコチラをご覧ください。

目次

解約手数料補填サービスを実施している葬儀社

冠婚葬祭互助会の積立金解約手数料の相場は、おおむね積立金の15~20%ほどといわれています。
仮に積立金総額が20万円とした場合、解約手数料は3~4万円になりますので、家計のとってかなりの損失です。

しかし現在では、解約手数料分を自社の葬儀に利用可能な「金券」などで補填してくれる葬儀社も増えています。

家族葬のファミーユ愛知(きずなホールディングス)

ファミーユ愛知

大手葬儀社「きずなホールディングス」の葬祭事業メインブランドである「家族葬のファミーユ」では、冠婚葬祭互助会から自社への乗り換えに対応した「チェンジ割」が用意されています。
内容的には、冠婚葬祭互助会解約手数料と同額(上限額4万円)を、自社での葬儀料金から割り引くというサービスです。

現在のところ当該サービスを実施しているのは、ファミーユ愛知とグループ企業の株式会社 花駒(京都府)だけのようです。

チェンジ割サービスの利用条件は以下の通りです。

チェンジ割の適用範囲は、申請者及びその2親等までの方とさせて頂きます。
入会時に他社会員証をお預かりさせていただきます。
ご葬儀1回につき、2口・上限4万円までと致します。
葬儀終了後の2か月以内に解約証明書をご持参ください。
当割引の適用対象は、当社指定のプランとなります。詳しくはお問合せ下さい。
他割引との併用は出来ません。

参照:https://www.famille-kazokusou.com/change/aichi/

小さな森の家(株式会社 金宝堂)

小さな森の家

仏壇販売事業を全国展開する「金宝堂」の葬祭ブランド「小さな森の家」では、解約手数料分を自社の葬儀で利用できる金券としてプレゼントする「のりかえ割」サービスを実施しています。
「小さな森の家」で葬儀を行えば、解約手数料の実質的な損失がゼロになるサービスです。

またグループ会社の「家族葬の仙和(宮城県)」「家族葬のカナクラ(香川県)」「家族葬のともか(石川県)」でも同様のサービスが用意されています。

参照:https://ososhiki.kinpoudou.co.jp/area/chiba/morinoie/transfer/

天光社(株式会社天光社)

天光社

福岡県柳川市を中心に8か所の葬祭ホールを運営する「天光社」では、冠婚葬祭互助会の積立金を解約し、自社の会員制度に登録された方を対象に、解約手数料(最大5万円まで)を葬祭品商品券としてプレゼントしています。
天光社の会員登録料は無料ですが、さらに多くの特典が付帯した有料会員「千の風クラブ」も用意されています。

参照:https://1000kaze.jp/tenkousha/member/

家族葬のラビュー(ライフサービス株式会社)

ラビュー

静岡県内20カ所で、1日1組限定の家族葬ホールを運営する「家族葬のラビュー」では、互助会から「ラビュー俱楽部(入会金1,000円)」の乗り換えた方を対象に、解約手数料(最大5万円)分の「葬儀プレミアム割引券」で補填するサービスを提供しています。

「葬儀プレミアム割引券」は、30万円以上のプラン利用という制約はあるものの、他の割引制度との併用可能という特徴があります。

参照:https://www.loveyou.co.jp/club_2/

葬祭サービス エテルノ(株式会社 阪急メディアックス)

エテルノ

株式会社 阪急メディアックスが提供する葬祭サービス「エテルノ」では、互助会を解約して「エテルノ倶楽部」に乗り換えた方に、葬儀基本プランの5%を上限として積立解約手数料相当額を負担するサービスが用意されています。

解約手数料の額を証明する書類の提示が必要ですが、会員割引も併用すれば葬儀費用が最大で25%割引されるようです。
*火葬式は対象外です。

阪急メディアックスは、阪急阪神ホールディングスグループの子会社ですので、会員特典となる対象サービスも多岐にわたります。

参照:https://www.eterno.jp/club/

家族葬会館 やすらぎ(有限会社 広伸セレモニー)

やすらぎ

長野県塩尻市で葬祭サービスを提供している有限会社 広伸の「家族葬会館 やすらぎ」では、互助会から「いきいき安心倶楽部 やすらぎの会」に乗り換えると、解約手数料を負担してくれます。

通常の入会金は5,000円ですが、ネットからの申し込みなら2,000円になるようです。

参照:https://yasuragi-koshin.jp/member.html

天翔鶴ハーモスホール(株式会社ケイビイワイ)

天翔鶴

山梨県で警備業・飲食業を展開する株式会社 ケイビイワイの葬祭サービス「天翔鶴ハーモスホール」では、他社互助会加入者が自社で葬儀を行った場合に解約手数料を補填するサービスが用意されています。(上限金額4万円)

参照:https://www.kby.co.jp/ceremony/member

エニシア(有限会社 辰若)

エニシア

神奈川県横須賀市で葬祭サービスを提供する有限会社 辰若が運営する家族葬ホール「エニシア」では、互助会から自社に乗り換えた際の解約手数料を、自社の葬儀で利用できる「葬儀プレミアム割引券」として発行してくれます。

「葬儀プレミアム割引券」は、本人以外の親族や友人でも利用可能で、利用期限もありません。

参照:https://tatsuwaka-sougi.com/knowledge/4658/

株式会社 公益社

公益社

奈良県で4か所の葬祭ホールを運営する株式会社 公益社では、互助会加入者が自社会員「すみれ倶楽部」に乗り換える際に、解約手数料分を葬儀費用から割引くサービスを用意しています。

「すみれ倶楽部」の入会金は1万円で、2親等以内の方が対象となります。

参照:https://www.narakoueki.co.jp/violet/index.html

家族葬ひととき(株式会社 幸成社)

ひととき

大阪府吹田市の「家族葬ひととき」では、互助会から自社会員に乗り換える方を対象に、解約手数料分(最大6万円まで)の特別割引券を発行してもらえます。
特別割引券は利用期限も利用者制限もないため、どなたでも利用可能です。

「ひとときの会員制度」には、ゴールド会員(入会者5,000円)とプラチナ会員(入会金20,000円)の2種類があります。

参照:https://www.hitotoki-sougi.com/member/

名古屋典礼(名古屋典礼株式会社)

名古屋典礼

愛知県名古屋市の八事山 興正寺を中心に葬祭サービスを提供している名古屋典礼では「名古屋典礼友の会 おのりかえプラン」が用意されています。

通常1万円の入会金が無料になるうえ、互助会の解約手数料分の「葬儀割引用金券」を発行してもらえるので、積立金が無駄になりません。

参照:http://www.nagoya-tenrei.co.jp/tomonokai/

家族葬ゲートハウス(株式会社ヘヴンズウェイ)

ゲートハウス

大阪府の株式会社ヘヴンズウェイが運営する「家族葬ゲートハウス」では、互助会積立金の解約サポートを実施しているほか、ゲートハウスで葬儀を施行された場合は、互助会の解約手数料(一口分)を負担してくれます。

「家族葬ゲートハウス」では、大阪市と東大阪市で5か所の葬儀式場を運営しています。

参照:https://osaka.gate-house.jp/gojyokai.html

モアライフ(株式会社 モアライフ)

モアライフ

東京都の四ツ木斎場近くに本社を構える株式会社 モアライフでは、互助会加入者が自社で葬儀を施行した場合に限り、解約手数料分を補填しています。

支払い上限額はシンプル家族葬プラン:50,000円まで、家族葬・一般葬・一日葬プラン: 100,000円までとなっています。

参照:https://www.morelife.co.jp/gojyokai.html

東海典礼(株式会社東海典礼)

東海典礼

愛知県東部および静岡県西部で葬祭サービスを提供している東海典礼では、互助会から自社会員に乗り換える方を対象に、葬儀費用から互助会解約手数料分を割り引くサービスを用意しています。

プラン価格39万円以上の葬儀が対象で、上限10万円までとなっていますが、さらに「生花5万円割引券」も受け取れます。

参照:https://tokaitenrei.com/knowledge/detail.php?pid=1706

解約手続き代行と割引サービスを実施している葬儀社

冠婚葬祭互助会における積立金の解約はもちろん可能ですが、手続きが煩雑で時間が掛かるのが難点です。
中には解約を引き伸ばす、もしくは何とか引き留めようとする互助会もあるため、面倒に感じる方も少なくありません。

こういったケースでは、法律専門家に代行してもらうのも1つの方法ですが、自社の顧問弁護士と共に解約代行を請け負っている葬儀社も少なくないようです。
しかも、解約代行を請け負っている葬儀社の中には、さらに解約手数料分を保証してくれる葬儀社もあります。

家族葬のみつわ(株式会社 みつわ)

みつわ

長野県内で12カ所の葬祭ホールを運営する「家族葬のみつわ」では、顧問弁護士とともに冠婚葬祭互助会積立金の「解約」をサポートしてくれます。

みつわ会員であれば、解約手数料をみつわが保証してくれるため、積立金のほぼ全額が戻ってくるようです。

参照:https://mitsuwa-sougi.co.jp/wp/wp-content/themes/mitsuwa/img/document/deposit-cancell.pdf

めもりあるグループ室蘭(めもりあるグループホールディングス株式会社)

室蘭

北海道の室蘭市で4カ所の葬祭ホールを運営する「めもりあるグループ室蘭」では、無料で互助会積立金解約のサポートを行っています。
さらに1葬儀につき、1口までの解約手数料分を負担するサービスが用意されています。

入会金は1万円ですが、1度入会すれば半永久的に会員資格が維持されるため、葬儀を実施した後も再度入会する必要はありません。

参照:室蘭の葬儀社の互助会制度と会員制度について

メモリアルホールふじみ野(立ち華葬祭)

立ち華

埼玉県で葬祭サービスを提供している「立ち華葬祭」では、有料(10,800円)ではありますが互助会の解約を代行してくれます。
さらに「メモリアルホールふじみ野」で葬儀を行った方に限り、解約手数料分を葬儀費用より割り引くサービスも用意されています。

解約代行に必要な「委任状」も、立ち華葬祭ホームページからダウンロード可能です。

参照:https://tachibana-sousai.com/gojokai/

家族葬のつばさホール(株式会社つばさ公益社)

つばさ

長野県内で5か所の葬祭ホール「家族葬のつばさホール」を運営している「つばさ公益社」では、互助会解約手続きを代行しています。
さらに「家族葬のつばさホール」で利用できる、解約手数料分の金券が提供されます。

通常こういったサービスは自社会員向けに行われますが、「つばさ公益社」では会員制度を設けていないため、誰でも利用できるのが特徴です。

参照:https://so-gi.com/relief/cancel

乗り換えサービスを導入する際のポイント

今回ご紹介した各葬儀社の「乗り換えサービス」をご覧いただくと、サービス金額も含めておおむね同じような内容になっている点に気付かれると思います。

参考までに、各社のサービスを一覧表にまとめました。

一覧表
※本データは各社のホームページより2022年7月27日時点で調べた内容です。

乗り換えサービスの設定金額

上記のように、互助会からの乗り換えサービスに設定されている上限金額は4~10万円ほどです。
前述したように、冠婚葬祭互助会の解約手数料は積立額の15~20%ほどが相場とされています。

積立金総額20万円のケースで、解約手数料が20%に設定されている場合は4万円です。
逆算すると、解約手数料が10万円のケースで、設定割合が20%であれば積立金総額は50万円、10%であれば100万円となります。

1口あたりの積立金総額が50万円を超えるケースは少ないため、乗り換えサービスの設定金額は最大でも10万円を想定しておけば問題はなさそうです。

解約手数料の補填方法

互助会の解約手数料を補填する方法は、自社の葬儀で利用できる割引券商品券がほとんどです。
乗り換えサービスを導入する目的は、利用客の囲い込みがメインですので、当然といえるでしょう。

加えて、解約手数料分を現金で補填するよりも、自社商品券の方が負担金額が低くなるというメリットもあります。
葬儀代金のうち、例えば5万円を割り引くために会社が負担する金額は、各葬儀社様の葬儀の施行原価によって異なりますが、少なくとも5万円以上にはなりません。

上記の点を考慮すると、現金よりも自社商品券での補填が無難かもしれません。

乗り換えサービスの適用条件

今回紹介した葬儀社の多くは、割引券や商品券の利用に「~円以上のプランを利用」など条件を設けています。
「火葬式」や最低価格プランでの利用は、一部の葬儀社を除いて利用不可となっているケースがほとんどです。

また利用可能範囲も「2親等以内」といった条件が付けられているケースが多く、制限を設けていないのはごく一部のみとなっています。

こういった適用条件も収益に大きく影響を及ぼしますので、充分に検討する必要があるでしょう。

まとめ

今回は冠婚葬祭互助会からの乗り換えサービスを用意している葬儀社様を、いくつか紹介しました。

かつて結婚式や葬儀などの冠婚葬祭行事が、人生における大イベントとして捉えられていた時代は、各行事に数百万円以上かける方も少なくありませんでした。
そういった状況下において、冠婚葬祭互助会は非常に優れたシステムで、多くの加入者を集めていました。

しかし近年では、生活環境や経済状況・信仰に対する考え方の変化などの影響で、葬儀の簡素化や小規模化が進んでいます。
すでに冠婚葬祭互助会というシステムそのものが、時代に合わなくなりつつあるのかもしれません。

見込み客囲い込みに向けて、地域密着型の葬儀社様でも、今回紹介したような乗り換えサービスを取り入れてみてはいかがでしょうか?

★お問合せフォーム https://souken.info/contact-inquiry/

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