株式会社プロストイックが、「物価高と終活に関する実態調査」を行いました。
それによると、終活を始められない理由として最も多かったのが、「生活費に追われ、余剰資金がない」、次いで「葬儀・整理費用などの見通しが立たない」となっています。
お金の不安・時間のなさ・相談相手がいない…全体の約86%が「できていない」と回答。未婚・単身中高年の終活ギャップの実態を調査。経済的不安と心理的ハードルが浮き彫りに。
電気代や食費、保険料など生活に不可欠な支出が上昇を続けるなか、家計の余裕は縮小しています。その結果、将来に備えるための余剰資金を確保しづらくなり、老後資金や死後準備といった長期的な備えは後回しにされがちです。
特におひとり様にとって終活は、自ら主体的に備える必要のある重要な準備です。

おひとり様に特化した終活支援ポータルサイト「よりねこ」を運営する株式会社プロストイックでは、未婚・離別・死別で単身生活を送る45〜64歳の男女1,200名(有効回答数:1,157名)を対象に「物価高と終活に関する実態調査」を実施。
その結果、全体の約86%が「費用把握ができていない・準備できていない」と回答しました。
そこには経済的不安と心理的ハードルが大きく影響していることが明らかになりました。
1. 生活コストの上昇で「老後資金の不透明感」が増す時代へ
総務省が公表する消費者物価指数(CPI)では、近年、電気代や食料品など生活に直結する項目の上昇が続いています。
物価の上昇が続く中で、老後生活の支出が予測しづらく、家計に余剰資金が残りづらい状態が今後も続くと見込まれています。
2. 【調査結果①】「終活を始めたいけど、お金の不安で進められない」が最多
そこで本調査では、「なぜ終活が始められていないのか」という問いを通じて、おひとり様が抱える背景課題を探りました。
結果として最も多かったのが「生活費に追われ、余剰資金がない」という経済的理由でした。
■設問:Q1. 終活を始められていない理由として当てはまるものを選んでください(複数回答可)

本調査の結果からは「生活費に追われ、余剰資金がない」と回答したのが58.6%。「葬儀・整理費用などの見通しが立たない」との回答が多く、物価上昇による家計負担の増加が、将来への備えに充てる資金の確保を難しくし、終活の一歩を踏み出せない要因となっている実態が浮き彫りになりました。
これらの結果からは「始めたくても経済的な不安が行動を阻んでいる」ことが見えてきます。さらに、費用の不透明さは心理的な負担とも結びつき、ひとりで抱え込んでしまう傾向も確認されました。
3. 【調査結果②】終活の見えない出費に不安を抱える人が8割以上
次に本調査では終活にかかる費用の認識についても詳しく尋ねました。
「終活に必要となる費用についてどの程度把握しているか」という問いに対して、葬儀費用や遺品整理、死後事務手続きなどの支出は「ほとんど把握できておらず不安」と回答したのが69.8%となっており、「おおよその金額感は知っているが、準備できていない」との回答と合わせると全体の86%が準備不足の状態にあることが分かりました。
特に終活に発生する費用は日常生活の延長線上にないことも多く、実際にいくら必要になるのか想像しづらく、不安を強める要因となっています。費用の「見えなさ」が心理的ハードルを高め、結果として終活を後回しにするその構造が明らかになりました。

4. 「不安を一人で抱えたくない」――伴走と前向きな動機づけが鍵に
終活に踏み出せない理由は「お金」だけではありません。「何から始めればよいかわからない」「相談できる相手がいない」といった心理的ハードルも大きな要因です。
当社が実施した調査でも、「 Q3. どのようなサポートがあれば終活に取り組みたいと思いますか?(複数回答可)」という設問に対して、「具体的にやるべきことを示してくれるガイド」が62.4%、「 無料で相談できる専門家・アドバイザー」が 58.1%という回答が得られました。

今回の調査結果から、終活を阻んでいるのは意識の低さではなく、①相談相手の不在、②手順の不明確さ、③心理的負担、④行動の動機不足という構造的課題であることが示唆されました。
さらに当社が別途実施した「終活に関する動機付け調査」においても、「特典やインセンティブがあるなら前向きに取り組める」「旅行やレストランなどの楽しみとつながっていれば行動しやすい」という回答も一定数を占めました。
参照:約6割のシニア層は終活は「まだ早い」と考えるが、老後は“旅行したい”が最多─シニアの行動を変えるご褒美の力
終活を手間や義務感というものではなく、将来の不安防止や楽しみにつながる行動へと転換することが、行動変容の鍵となる可能性があります。
5. 「よりねこ」が提案する前向きに取り組める終活のかたち

「よりねこ」は終活に取り組むおひとり様特化して寄り添う無料ポータルサイトです。
終活に詳しい無料コンシェルジュが個別相談を受け、始め方や悩みに寄り添うサポートを実施しており、具体的には以下3つの特徴がございます。
- ① 相談相手の不在を解消する「無料コンシェルジュ伴走」
終活に詳しいコンシェルジュが一人ひとりの状況を整理し、必要な手続きを可視化。何から始めればよいかを明確にします。 - ② 判断疲れを防ぐ「ワンストップ設計」
相続・葬儀・遺言書・死後事務などの申込みを一括で完結でき、複数の窓口を探す必要がありません。 - ③ 行動の動機を生む「よりねこポイント」制度
終活を進めるごとにポイントが貯まり、旅行券や外食特典などに交換可能。終活を「将来の楽しみにつながる行動」を促進します。
物価高という経済的負担が徐々に高まる中でも、「準備をしない」のではなく、「少しずつ前に進たい」という方に寄り添いサポートを提供すること。それが「よりねこ」の役割です。
終活を手間や義務感ではなく、「理想の将来を迎えるための準備」へと転換し、終活を「前向きなライフプランニング」へと転換する新しい選択肢を提供しています。
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調査主体:株式会社プロストイック
調査方法:インターネット調査
調査対象:45〜64歳の単身世帯の男女1,200名
有効回答数:1,157名
調査期間:2026年1月30日〜2月10日
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会社概要
名称:株式会社プロストイック
設立:2023年2月22日
代表取締役:久保田大樹
住所:〒108-0075東京都港区港南2-17-1 京王品川ビル2F
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