株式会社 くらしの友~総合斎場~┃冠婚葬祭互助会の業績・利益をまとめて分析

くらしの友利益業績徹底分析

葬儀社の業績・利益を調べる場合、帝国データバンク(TDB)か、商工リサーチ(TSR)、はたまた日経テレコンで調べるのが一般的ですが、いずれも有料です。
ちょっと知りたい、ざっくり今すぐ把握したい、葬儀社の業績・利益の比較をしてみたい、そんな方に向けてまとめました。

今回は株式会社 くらしの友の現状について、貸借対照表をもとに分析いたします。
上場企業の決算資料ほど詳細ではありませんが、事業の大まかな状況はつかめますので、ぜひ最後までご覧ください。

株式会社 くらしの友の概要

「株式会社 くらしの友」は、1967年4月に「東京新生活互助会」として東京都大田区西蒲田の地に設立され、1977年に現社名に変更されました。
イメージキャラクターに女優の市毛良枝さんを起用し、TVCMも放映しています。

https://www.youtube.com/watch?v=JXQHovH8nyE

また初代 代表取締役社長 伴和夫氏は、1973年に設立された「一般社団法人 全日本冠婚葬祭互助協会」の理事となっています。

「株式会社 くらしの友」の中核事業は、冠婚葬祭互助会事業および婚礼・葬祭サービス事業ですが、その他にも仏壇・仏具販売事業や霊園・墓地紹介事業、ホテル運営などのリゾート事業など幅広く事業を展開しています。

さらに文化事業として「特定非営利活動法人 日本童謡の会」の発起人となり、美しい日本文化の継承にも力を注いでいるようです。

「株式会社 くらしの友」のグループ企業は以下の通りです。

また葬祭事業における「株式会社 くらしの友」の直営施設は以下の30ヵ所です。

  • 東京都
    • 蒲田総合斎場
    • 雪ヶ谷総合式場
    • 羽田総合斎場
    • 桜新町式場
    • アダージョ世田谷代田
    • 堀切総合斎場
    • 八王子総合斎場
    • 南大沢総合式場
    • 八王子北野セレモニーホーム
    • 立川総合斎場
    • 国領総合斎場
    • 調布総合斎場
    • 町田総合斎場
    • 鶴川総合斎場
  • 神奈川県
    • 新横浜総合斎場
    • 鶴見総合斎場
    • 反町式場
    • みなと総合斎場
    • 蒔田総合斎場
    • 西谷総合斎場
    • 東戸塚総合斎場
    • 港南台総合斎場
    • いずみ総合斎場
    • 津田山総合斎場
    • 鷺沼総合斎場
    • 淵野辺総合斎場
    • 相武台総合斎場
    • 藤沢橋総合斎場
  • 埼玉県
    • 新狭山総合式場
  • 栃木県
    • くらしの友総合斎場

さらに団体向けに葬儀支援サービスを提供しているグループ企業「株式会社 全国儀式サービス」では、全国500社以上の葬儀社(斎場2700ヵ所以上)と提携しています。

葬儀社の決算公告とは

決算公告資料はその会社が健全な経営を行っているかを確認できる計算書類となります。株式会社は定時株主総会の後に貸借対照表を公告する義務があり、その行為を決算公告といいます。

ただし、大会社については貸借対照表と合わせて損益計算書も公告することが義務付けられています。
次の2つの条件のうちいずれか1つが該当する株式会社は「大会社」という定義になります。
1つ目は資本金が5億円以上、2つ目は負債額が200億円以上の株式会社のいずれかとなります。

公告の方法は全部で3つあります。

  • 官報に掲載
  • 日刊新聞紙に掲載
  • 電子公告(会社のウェブサイトに掲載)

決算公告は義務的な側面が強いですが、取引先や銀行に情報の開示を行うことで、自社の透明性や健全性を見せることができるという重要な側面も持ち合わせております。

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