ペット葬儀の業界団体|一般社団法人日本ペット訪問供養協会について解説

nihon-pet-houmon

ペット葬需要の高まりにともない、ペットの火葬や葬儀・ご供養サービスを提供する事業者も増加傾向にあります。
しかし現時点(2024年9月)の日本において、ペットの火葬や葬儀を規定する法律は存在せず、ペット葬サービスの内容や技術レベルも各事業者ごとに異なるため、いわば玉石混交といった状況です。

大切な家族であるペットを見送る飼い主様が、安心してペット葬サービスを利用するためには、業界全体の健全化が不可欠です。
そのため現在では、ペット葬事業者の資質や技術向上、ならびに業界全体の発展を目指し、複数の業界団体が設立されています。

しかしながら、各団体の運営方針や活動内容については、詳しくご存じない方が多いようです。そこで本記事では、ペット葬儀における業界団体の1つ「一般社団法人日本ペット訪問供養協会」を取り上げ、詳しく解説いたします。

一般社団法人日本ペット訪問供養協会の概要

一般社団法人日本ペット訪問供養協会の概要

一般社団法人日本ペット訪問供養協会は、2017年愛知県名古屋市に設立されたペット葬儀業界団体です。
一般社団法人日本ペット訪問供養協会加盟社数(2024年9月現在)は、会員4社(20事業所)となっています。なお協会の代表理事を勤めているのが会員企業「ワンメモリー(合同会社Facilitate)」の代表です。

【団体名称】一般社団法人日本ペット訪問供養協会
【所在地】〒460-0013 愛知県名古屋市中区上前津1丁目4-20
【代表者】代表理事 稲垣 剛史
【所属員数】4社20事業所(2024年9月現在)
【公式ホームページ】http://www.jpma201701.com/index.html

設立の目的と意義

同協会は訪問移動火葬車の推奨を前提としながら、ペットを亡くした飼い主様に対しては、安心して供養できる環境を提供したいとの想いで設立されました。

一部の悪徳事業者による不当な行為を原因とした、訪問移動火葬車の業界に対する社会的な不安や不信感は、簡単に払しょくできるものではありません。
そこで協会ではペットの供養を安心して任せられる業者が一目で分かるよう、協会独自の基準を設け、信頼のおける業者として認定しています。

適正な業者の認定により、飼い主にとっては我が子ともいうべきペットへの手厚い供養と、業界の社会的信用の確立を図ることが同協会の目的です。

このコンテンツは会員様限定です。

メールアドレスを登録して仮会員になっていただくと、2記事限定で全文をご覧いただけます。
さらにユーザー情報を登録して葬研会員(無料)になると、すべての記事が制限なしで閲覧可能に!

今すぐ会員登録して続きを読む
新規会員登録
葬研会員の方はコチラ

カテゴリー最新記事

目次