現在では全国的な知名度を誇る葬祭事業者様も少なくありませんが、上場企業は想像以上に少なく、葬儀事業においては現在のところ7社のみとなっています。
TVCMでよく見かけるような大手葬祭事業者のほとんどは、純資産額や売上高など上場条件を満たしている企業でも、株式上場を行っていません
これまでの葬儀業界では、大きな資金力をもつ冠婚葬祭互助会事業者様が勢力を拡大してきましたが、近年では専門葬儀社様の台頭が目立ちます。
急成長中の専門葬儀社様の中には、勢いそのままに株式上場を目指す企業が出てくる可能性もあるため、迎え撃つかたちとなる上場葬儀社様の経営状況も気になるところです。
上場企業では大きく分けて以下3種類の定期的な発表・公表が義務づけられています。
- 決算説明資料(1年に1回)
- 有価証券報告書(1年に1回)
- 決算短信(3ヶ月に1回) ※第●四半期など
そこで本記事では、公開資料のいずれかより『葬儀・葬祭事業』のカテゴリ情報を抽出し、葬儀・葬祭事業運営の現状や今後について詳しく解説します。
葬儀業界における株式上場のメリット・デメリットについても触れていますので、ぜひ最後までご覧ください。
アフターコロナに向けた動きも⁉上場葬儀社における売上・利益・施工状況に関するまとめ
葬儀系カテゴリでWeb検索すると株式関連サイトでも多くの企業がヒットしますが、葬儀事業において上場している企業は現在のところ7社のみです。上場企業では大きく分け...
目次
- 上場葬儀社における直近の決算数字の推移
- 上場7社の売上
- 上場7社の営業利益
- 上場7社の経常利益
- 平安レイ様 2023年3月期 第2四半期 報告書における葬儀・葬祭事業の内容
- 決算数字(売上高・営業利益・経常利益)
- 葬儀・葬祭セグメントの振返りと今後
- 現状の葬儀事業における数字
- サン・ライフHD様 2023年3月期 第2四半期 報告書における葬儀・葬祭事業の内容
- 決算数字(売上高・営業利益・経常利益)
- 葬儀・葬祭セグメントの振返りと今後
- 現状の葬儀事業における数字
- ティア様 2022年9月期 決算期 報告書における葬儀・葬祭事業の内容
- 決算数字(売上高・営業利益・経常利益)
- 葬儀・葬祭セグメントの振返りと今後
- 現状の葬儀事業における数字
- 燦HD様 2023年3月期 第2四半期 報告書における葬儀・葬祭事業の内容
- 決算数字(売上高・営業利益・経常利益)
- 葬儀・葬祭セグメントの振返りと今後
- 現状の葬儀事業における数字
- ニチリョク様 2023年3月期 第2四半期 報告書における葬儀・葬祭事業の内容
- 決算数字(売上高・営業利益・経常利益)
- 葬儀・葬祭セグメントの振返りと今後
- 現状の葬儀事業における数字
- きずなHD様 2022年5月期 第1四半期 報告書における葬儀・葬祭事業の内容
- 決算数字(売上高・営業利益・経常利益)
- 葬儀・葬祭セグメントの振返りと今後
- 現状の葬儀事業における数字
- こころネットグループ様 2023年3月期 第2四半期 報告書における葬儀・葬祭事業の内容
- 決算数字(売上高・営業利益・経常利益)
- 葬儀・葬祭セグメントの振返りと今後
- 現状の葬儀事業における数字
- 葬儀業界に上場企業が少ない理由
- 株式上場のメリット・デメリット
- メリット
- デメリット
- 葬儀業界特有の事情
- 株式上場のメリット・デメリット
- まとめ