【お墓に関する意識調査】半数以上が「自分が入るお墓が決まっていない」結果に。多様化するお墓との関わりについて調査結果を発表~終活協議会/想いコーポレーショングループ~

お墓

一般社団法人 終活協議会/想いコーポレーショングループは、終活ガイド検定の有資格者を対象に、お墓に関する意識調査を実施しました。
それによると「自分が入るお墓は決まっていますか?」という問いに、「決まっている」と回答したのは39%となっており、「決まっていない」人を下回る結果となっています。

一般社団法人 終活協議会 / 想いコーポレーショングループは、当会が運営する終活ガイド検定2級、3級資格取得者4,562名を対象に、お墓に関するアンケート形式の意識調査を実施しました。

一般社団法人 終活協議会/想いコーポレーショングループ

生前の身元保証から死後事務まで、終活に関するトータルサポートを提供する一般社団法人 終活協議会 / 想いコーポレーショングループは、10〜90代の男女4,562名を対象に、お墓に関するアンケート形式の意識調査を実施しました。本調査は、お墓参りをする時期やお墓についての心配事など、さまざまなお墓に対する意識・行動を把握するために行いました。本調査結果は、自身のお墓やお墓参りについてあまり考える機会がなかった方がお墓と向き合い、考えるきっかけとしてご活用いただけるものとなっています。

  • 調査トピックス

Q1. 自分が入るお墓は決まっていますか?
Q2. 承継している(守っている)お墓はありますか?
Q3. 実家のお墓参りに行きますか?
Q4. お墓参りをする時期は決まっていますか?
Q5. どのくらいの頻度でお墓参りに行きますか?
Q6. お墓参りをする時間は決まっていますか?
Q7. 誰とお墓参りに行きますか?
Q8. 入るお墓が決まっていないとしたら、どのようなお墓を希望されますか?
Q9. お墓について心配なことはありますか?
Q10. お墓は必要だと思いますか?

  • 調査結果

Q1. 自分が入るお墓は決まっていますか?
決まっている=39%
決まっていない=61%


お墓

「自分が入るお墓は決まっていますか?」の質問には、「決まっている(39%)」「決まっていない(61%)」という回答になりました。

Q2. 承継している(守っている)お墓はありますか?
はい=68%
いいえ=32%

お墓

「承継している(守っている)お墓はありますか?」の質問には、「はい(68%)」「いいえ(32%)」という回答になりました。
Q1の回答と照らし合わせると、継承しているお墓のある人が約7割を占めていながらも、「自分がそこに入る」という意思を固めているわけではないことが伺える結果となりました。

Q3. 実家のお墓参りに行きますか?
行く=77%
行かない=12%
その他=11%

お墓

「実家のお墓参りに行きますか?」の質問には、「行く(77%)」「行かない(12%)」「その他(11%)」という回答になりました。

Q4. お墓参りをする時期は決まっていますか?
お盆やお彼岸=44%
年末年始や帰省の時=9%
決まっていない=40%
その他=7%

お墓

「お墓参りをする時期は決まっていますか?」の質問には、「お盆やお彼岸(44%)」「決まっていない(40%)」「年末年始や帰省の時(9%)」「その他(7%)」という回答になりました。
Q3の回答と照らし合わせると、お墓参り自体を重んじる方は多いものの、約4割の方がお墓参りをする時期にこだわりはないことが伺える結果となりました。

Q5. どのくらいの頻度でお墓参りに行きますか?
月1回=7%
年1回=22%
年2回=20%
年3回=9%
年4回=7%
年5回以上=6%
数年に1回=9%
帰省時=8%
行かない=7%
その他=5%

お墓

「どのくらいの頻度でお墓参りに行きますか?」の質問には、上から順番に「年1回」「年2回」「年3回(同率3位)」「数年に1回(同率3位)」「帰省時」「月1回(同率5位)」「年4回(同率5位)」「行かない(同率5位)」「年5回以上」「その他」という回答になりました。
年1回から2回の頻度が最も高く、Q4で約半数を占めていたお盆やお彼岸にお墓参りする方が該当することが伺えます。また亡くなったばかりであるや、お墓の近くに居住しているなど、環境がそれぞれ異なるため頻度の回答は詳細に分かれており、大きな差がみられないものと考えられます。

Q6. お墓参りをする時間は決まっていますか?
早朝=13%
日中=37%
夕方=4%
特に決まっていない=46%

お墓

「お墓参りをする時間は決まっていますか?」の質問には、上から順番に「特に決まっていない」「日中」「早朝」「夕方」という回答になりました。
早朝や夕方の涼しい時間にお墓参りを済ませる人もいますが、「日中」や「特に決まっていない」という答えが8割であることから、家族や親戚が集まるのを待って日中にお墓参りに行くのではないかということが伺えます。ただ、近年の猛暑の影響により、お墓参りをする時間は今後大きく形を変えていくかもしれません。

Q7. 誰とお墓参りに行きますか?
一人=13%
家族=72%
親族=8%
パートナー=3%
その他(友人・愛犬など)=4%

お墓

「誰とお墓参りに行きますか?」の質問には、上から順番に「家族」「一人」「親族」「パートナー」「その他(友人・愛犬など)」という回答になりました。
この結果からは、大多数が家族と一緒にお墓参りをすることが分かりました。Q4でお盆やお彼岸にお墓参りをする方が約半数を占めていたことからも伺えるように、家族が集まるタイミングでお墓参りをするという意識が高いことが伺えます。

Q8. 入るお墓が決まっていないとしたら、どのようなお墓を希望されますか?
実家のお墓=25%
納骨堂11%
樹木葬=11%
散骨=16%
考えていない=29%
その他=8%

お墓

「入るお墓が決まっていないとしたら、どのようなお墓を希望されますか?」の質問には、上から順番に「考えていない」「実家のお墓」「散骨」「納骨堂(同率4位)」「樹木葬(同率4位)」「その他」という回答になりました。
入るお墓について考えていないという方が一番多い結果となりましたが、Q1において、自分が入るお墓が決まっていない方が6割を占めていたのと同様、自分が入るお墓について現実的に考えている方が少ないことが伺えます。また、二番目に多かった「実家のお墓」については、Q2において、約7割の方が承継しているお墓があるため、選択肢として一番選びやすいものでいあることが伺えます。
そして、少子化やおひとりさまの増加、核家族化などにより、お墓の継承が困難になるケースや、そもそもお墓にとらわれない考え方を持つ方も増加してきており、「自然葬」や「合同葬」「手元供養(自宅供養)」といった新しい形のお墓が注目されています。

・自然葬とは・・・樹木葬や、海や山・島への散骨といった自然へと還るお墓
・納骨堂とは・・・継承を前提としない永代供養のお墓
・手元供養とは・・・自宅や身近なところに遺骨の全部または一部を保管して供養する方法
・合同葬とは・・・合祀墓(ごうしぼ)は他の世帯の方と同じ場所へ葬られるもので、お墓の継承を望まない、永代供養のためのお墓

Q9. お墓について心配なことはありますか?
お墓の世話をしてくれる人がいない=16%
お墓のことで子供に迷惑をかけるかもしれない=21%
お墓の維持や管理費など、経済的な負担が気になる=27%
特に心配なことはない=30%
その他=6%

お墓

「お墓について心配なことはありますか?」の質問には、上から順番に「特に心配なことはない」「お墓の維持や管理費など、経済的な負担が気になる」「お墓のことで子供に迷惑をかけるかもしれない」「お墓の世話をしてくれる人がいない」「その他」という回答になりました。
「特に心配なことはない」という回答が数値として最も多かったものの、具体的な心配事があると回答した方が合計で6割を超えるこの結果からは、お墓の維持について不安を抱えている方が一定数いることが伺えます。核家族化が進み、遠方に居住している場合など気軽にお墓の継承をしてもらえない状況がグラフから読み取れます。

Q10. お墓は必要だと思いますか?
思う=26%
人によっては必要だと思う=48%
思わない=15%
よく分からない=10%
その他=1%

お墓

「お墓は必要だと思いますか?」の質問には、上から順番に「人によっては必要だと思う」「思う」「思わない」「よく分からない」「その他」という回答になりました。
多様性の時代といわれる現代ですが、「人によっては必要だと思う」という回答が約5割を占める結果を見ると、お墓との関わり方も多様になってきているのかもしれません。古くからのしきたりを大事にしたり、代々継承してきたお墓をしっかりと残していきたいという考えの方もいれば、そういったことに重きを置かない考えの方もおり、お墓に対する考え方は千差万別。そんな時代だからこそ、自分や身近な家族がどういったお墓との関わり方を望んでいるのかを見極めることが重要なのではないでしょうか。

当社としても、この調査結果を踏まえ、お客様にとって有益になる情報提供に努め、終活に関するトータルサポートをしてまいります。

  • 調査概要

調査人数:4,562名(終活ガイド検定2級、3級資格取得者)
調査期間:2024年6月〜2024年10月
調査方法:インターネットを利用したアンケート調査

  • 一般社団法人 終活協議会 / 想いコーポレーショングループについて

一般社団法人 終活協議会 / 想いコーポレーショングループは、2015年にシルバー世代の聖地、巣鴨でよろず相談から始まり、終活に関する多くのお悩みの声を受けて誕生した団体です。
「ワンストップサービス」をモットーに全国のおひとりさまや、お子様のいないおふたりさまをはじめ、終活で悩みや不安を抱える人に寄り添い、様々なサービスでお手伝いしております。またトータルサポートができる人材の育成を目指して有益な情報を発信しているほか、終活のスペシャリストである認定資格をはじめとしたさまざまな資格やセミナーを提供しています。

  • 組織概要

組織名:一般社団法人 終活協議会 / 想いコーポレーショングループ
所在地:東京都豊島区巣鴨2-11-4 第3高橋ビル11階
設立:2015年12月
代表:磯貝昌弘
事業内容:終活ガイドの資格運営、終活の相談対応と支援サービス
URL:https://shukatsu-kyougikai.com/

PR TIMESより転載

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