燦ホールディングスが行った終活への意識調査では、「終活」という言葉自体の認知度は非常に高いものの、具体的な行動に移している方は少ないようです。「家族に迷惑を掛けたくない」という理由で「終活」を検討している方も多いようですが、もっと自分の人生に目を向けても良いのではないでしょうか。
40~70歳代の男女1,000名に「終活」に関する意識調査を実施
公益社などの葬儀社を傘下に持ち、終活から葬儀後までのライフエンディングのトータルサポートを提供する、燦ホールディングス株式会社(東京本社:東京都港区、大阪本社:大阪市北区、代表取締役社長:播島聡)は、「終活」を、単に自身の死に向けた準備ではなく、“未来の人生をより豊かにする“ためのプランニングと定義し、啓発に取り組んでいます。
今回の調査で、「終活」の目的を、「のこされた人に迷惑をかけない」ための準備と考える人が圧倒的に多く、「老後に向けた不安」の解決など、自身の幸せのために「終活」を実践する人は、まだ少ないことがわかりました。
また、「終活」の認知度95%に対し、「終活を行ったことがある」が7%と極端に少ないものの、「終活を行いたいと思っている」人が57%と過半数を占めています。この層に、「終活」は老後の不安をやわらげ、“未来の人生を豊かにする“ものだということが広まることで、「終活」を実践する人が増加することが考えられる結果となりました。
<調査結果のポイント>
■「終活」で重要と思うことは、1位「財産管理」58%、2位「相続」45%、3位「ものの整理」42%
■85%の人が、老後への不安を抱えている
■具体的な老後への不安は、1位「認知症」56%、2位「病気やケガ」48%、3位「老後の貯え」48%
といった、「健康」や「貯え」への不安を感じている人が多い
■「終活」とともに波及した「エンディングノート」の認知度は80%と高いものの、「エンディングノート」
を書いている人は5%と少ない。「書いてみたいと思っている」人は53%存在
■「エンディングノート」に書きたい内容は、1位「資産について」74%、2位「葬儀の希望」64%、
3位「大切な人へのメッセージ」57%
■「終活」を誰かに相談したことのある人は20%と少ない
■「終活」を相談した相手は、「同居する家族」が70%で断トツのトップ
老後に向け、不安を抱えている人は、85%と多く 1位「認知症」56%、2位「病気やケガ」48%、3位「老後の貯え」48%と 「健康」や「貯え」についての不安が上位を占める |
n=1,000名 ※複数回答
「終活」において重要と思うことは、 1位「財産管理」58%、2位「相続」45%、3位「ものの整理」42% |
n=1,000名 ※複数回答
「エンディングノート」の認知度は80%と高い。 |
n=1,000名 ※複数回答
「エンディングノート」の認知度80%に比べ、「既に書いている」人は5%と低い 「書いてみたいと思っている」人は53%と関心度は高い |
n=1,000名 ※複数回答
「エンディングノート」に書きたい内容は、 1位「資産について」、2位「葬儀の希望」、3位「大切な人へのメッセージ」が上位にのぼり 自分の死後、遺された人に配慮した内容が多い |
n=576名 ※複数回答
自分の「終活」について、誰かに相談したことのある人は20%と少ない |
n=1,000名 ※複数回答
自分の「終活」について相談した相手は、1位の「同居する家族」が70%で群を抜いて多い 2位以降は「友人」22%、「遠方に住む家族」18%と続く |
n=200名 ※複数回答
<調査概要>
■調査名 : 終活に関する意識調査
■調査機関 : 2022年3月23日~25日
■調査対象 : 40~70歳代の男女
首都圏(東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県)、近畿圏(大阪府、京都府、兵庫県、奈良県)に居住
■回答者数 : 1,000名
■調査方法 : インターネットによるアンケート調査
【燦ホールディングスグループ】
・燦ホールディングス株式会社 https://www.san-hd.co.jp/
・株式会社公益社 https://www.koekisha.co.jp/
・株式会社タルイ https://www.tarui365.co.jp/
・株式会社葬仙 https://www.sousen.co.jp/
・ライフフォワード株式会社 https://life-forward.co.jp/ https://www.eranda.jp/