株式会社ハウスボートクラブと株式会社西鶴は、フランチャイズ契約を締結しました。11月1日(金)からは「ブルーオーシャンセレモニー大阪」としてサービスを開始する予定です。
今回の協業を通して、樹木葬や海洋散骨など、それぞれに合った葬送の方法を選択する機会を提供していきます。
一般墓から自然葬へ 葬送の多様化に合わせた取り組み
海洋散骨を中心に「旅立つ人、見送る人」に寄り添う終活事業を展開する株式会社ハウスボートクラブ(本社:東京都江東区、代表取締役社長:赤羽 真聡、以下「当社」)は、株式会社西鶴(本社:大阪府交野市、代表取締役:山本 一郎、以下「西鶴」)とフランチャイズ契約を締結し、「ブルーオーシャンセレモニー大阪」として2024年11月1日より海洋散骨のサービスを開始いたします。サービス開始を記念して、海洋散骨を模擬体験できる当社の人気企画「散骨体験クルーズ」を、2024年12月7日に大阪府堺市でも開催いたします。
2024年12月7日開催「海洋散骨体験クルーズin堺」の取材をご希望の方は
株式会社ハウスボートクラブ 広報担当:畑山(080-3200-0352)までお問い合わせください。
自然葬を希望する方が、それぞれに合った葬送の方法を選択できるように
近年の日本において、葬式や葬送のカタチも多様化しています。ひと昔前は、墓地や霊園に墓石を建てるお墓が一般的でしたが、最近では本人の意志や遺族の希望により、一般墓ではなく自然葬を選択するケースが増えています。自然葬は、遺骨を墓石ではなく、山や海などの自然に還す埋葬方法で、樹木葬や海洋散骨が代表的な葬送です。株式会社鎌倉新書の運営する「いいお墓」の調査(※1)によると、購入したお墓の種類に関する質問で、48.7%の方が「樹木葬」と回答し、次いで一般墓が21.8%、納骨堂が19.9%となりました。
樹木葬や海洋散骨などの自然葬を選択する方の主な理由としては、「自然に還りたい」や「(墓守不要など)子どもへの負担を減らしたい」があげられ、それらの希望を叶えることができる樹木葬と海洋散骨が、比較対象になることが多いです。
そこで当社では、株式会社西鶴とフランチャイズ契約を締結し、「ブルーオーシャンセレモニー大阪」として2024年11月1日よりサービスを開始することといたしました。西鶴は日本で唯一、樹齢1000年のオリーブが5本ある樹木葬霊園で、大阪府で樹木葬のトップシェアを誇る地域密着型の企業です。西鶴との協業を通して、自然葬を希望する方が樹木葬と海洋散骨の特長を理解し、それぞれに合った葬送の方法を自由に選択できる機会を提供できればと考えております。
<利用者の声>
樹木葬を選ぶ主な理由 | 海洋散骨を選ぶ主な理由 |
墓を建てておく安心感若い頃は「墓がなくても良い」と考えていた人が、年齢を重ねるごとに墓が心の拠り所になり「墓を建てて、かたちを残しておいてよかった」と思えるようになるケースがあります。死後の供養や安らぎを物理的な場所に求める安心感から、樹木葬が選ばれることもあります。 | 子供への配慮 散骨を選ぶ人の中には「子供に迷惑をかけたくない」「物やかたちを残し負担になりたくない」という理由で選択するケースが多いです。墓の維持やお参りの手間を子供たちに負わせたくないという配慮から、散骨を選ぶ親世代が増えています。 |
子供への負担を減らす散骨と同様に、樹木葬を選ぶ人も「子供たちに迷惑をかけたくない」という意識があります。特に永代供養が付いている場合は、墓の管理を後世に委ねることができるため、子供への負担が少ないと考えられます。 主語が『子供』になっている人が多いです。 | 子供への配慮 散骨を選ぶ人の中には「子供に迷惑をかけたくない」「物やかたちを残し負担になりたくない」という理由で選択するケースが多いです。墓の維持やお参りの手間を子供たちに負わせたくないという配慮から、散骨を選ぶ親世代が増えています。 |
お参りの対象が必要親が「物やかたちを残したくない」と考え散骨を希望する理由と、子供が「お参りする対象物がないので困る」と感じる理由の対立はよく見られる状況です。 自然と調和しつつも特定の場所を残すため、子供が定期的にお参りできる安心感を提供します。 | 海が好き海で過ごした思い出が多い人や、釣りやヨットなど海での活動が好きな人にとって、散骨によって死後も好きな場所に還ることができるという安心感があるため、海洋散骨を選ぶケースが多いです。 |
※1)出典:株式会社鎌倉新書【第15回】お墓の消費者全国実態調査(2024年)霊園・墓地・墓石選びの最新動向
https://guide.e-ohaka.com/research/survey_2024