『フューネラルビジネスフェア2022』まとめ|葬儀業界の動向を解説

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葬儀業界のみならず、ライフエンディング領域で事業を展開する多種多様な企業が一堂に会する『フューネラルビジネスフェア』ですが、2023年も6月20日(火)・21日(水 友引)に、横浜 みなとみらいの「パシフィコ横浜」展示ホールC・Dで開催されます。
コロナ禍の中での開催となった2022年でも、出展企業が100社以上となった『フューネラルビジネスフェア』ですが、2023年は前回を上回る130以上が参加するようです。

そこで本記事では、『フューネラルビジネスフェア2022』を中心に振り返るとともに、葬儀業界の動向について考察します。

目次

『フューネラルビジネスフェア』来場者数の推移

フューネラルビジネスフェア2022の様子

葬儀業界における一大イベントの『フューネラルビジネスフェア』は、今年で26回目の開催となります。
新型コロナの影響で中止となった2020年を除いた、過去5年間の来場者数や出展企業数・ブースコマ数は、以下のように推移しています。

フューネラルビジネスフェア2022数字-min

来場者数

『フューネラルビジネスフェア2022』の来場者数は、新型コロナがまん延していた前年を大きく上回り、10,153人(前年対比22.62%増加)となりました。
新型コロナ発生以前の2018年・2019年には及ばないものの、かなり回復しているのがお分かりいただけるかと思います。

『フューネラルビジネスフェア2023』の開催時期は、新型コロナの5類移行後となりますので、さらに来場者数が増加する可能性もありそうです。

出展企業数

『フューネラルビジネスフェア2022』の出展企業数は、過去5年間で最多の134社(前年対比25.23%増加)でした。
また小間数も207と、前年にくらべ11小間の増加となっています。

ちなみに『フューネラルビジネスフェア2023』の出展企業については、2023年4月30日時点で135社が公式ホームページに掲載されています。
出展者一覧は以下のページからご確認ください。

・出展社一覧
『フューネラルビジネスフェア2022』
『フューネラルビジネスフェア2023』

2023年4月30日時点では、詳細情報が掲載されていない企業もあるようですが、フェア当日までには出揃うものと思われます。

『フューネラルビジネスフェア』からみる葬儀業界の動向

終活

『フューネラルビジネスフェア』を主催する綜合ユニコム株式会社は、葬儀業界専門誌『月刊フューネラルビジネス』を刊行する企業です。
葬儀業界の情報に精通していますので、主催イベントである『フューネラルビジネスフェア』にも、当然ながら業界の動向や変化が反映されているものと思われます。

『フューネラルビジネスフェア2022』出展カテゴリー

カテゴリー

『フューネラルビジネスフェア2022』では、以下の9カテゴリーが設定されていました。
このカテゴリーは『フューネラルビジネスフェア2023』でも踏襲されています。

  1. 葬具
  2. 業務支援
  3. 付帯サービス
  4. フューネラルフラワー
  5. ビフォー・アフターサービス
  6. 会館設計・設備機器
  7. ペット葬祭サービス
  8. 埋葬サービス
  9. ライフエンディング(シニア)

上記カテゴリーの中で、今後の葬儀業界に大きな影響を与えそうなのが「ライフエンディング(シニア)」でしょう。
近年では、デイサービスや訪問介護・看護、見守りサービスといった高齢者向けのサービスと、葬儀事業者との連携も増えつつあります。

また「ビフォー・アフターサービス」カテゴリーでは、少額短期保険や信託・生命保険といった金融商品が出品されています。
中でもアフターサービスの分野では、従来の仏壇や手元供養品といった供養関連商品だけでなく、遺品整理や相続関連サービスの取り扱いが増えているようです。

2022年と2023年のコンセプト

変革

『フューネラルビジネスフェア』では、時勢に合わせたキャッチコピーが設定されており、2022年は『ポストコロナに向けた変革の針路』、2023年は『「新たな葬送のカタチ」へのアプローチ』となっています。
いずれのキャッチコピーも、葬儀業界における変化への対応を訴求する内容となっているようです。

葬送の形式や習慣も時代とともに変化してきましたが、近年では変化のスピードが加速しているように感じられます。
とはいえ、葬送という厳粛な儀式を取り扱うにあたって、変わってはいけない部分も少なくないはずです。

そういった点を考慮すると、企業としての軸をしっかりと持ったうえで、新しい技術を取り入れる必要があるでしょう。
最新技術に触れられる『フューネラルビジネスフェア』への参加は、自社にとって有益な情報を見極める目を養う意味でも、大いに役立つのではないでしょうか。

参加企業からみた葬儀業界

システム

近年の『フューネラルビジネスフェア』に参加しているのは、葬具や仏具など葬儀の施行に直接関係する物品やサービスを取り扱う企業だけではありません。
『フューネラルビジネスフェア2022』においては、「葬儀社向け業務支援システム」と、移動火葬施設などの「ペット葬祭」関連サービスを取り扱う企業の参加が目立ちました。

葬儀業界では人員確保や人材教育に悩みを抱える企業も多く、業務効率の向上は喫緊の課題となっています。
システム導入を検討している葬儀社様が多数参加する『フューネラルビジネスフェア』は、開発企業が自社製品をアピールする絶好の機会となるため、今後も参加企業の増加が予想されます。

また近年のペット市場拡大を見据えた「ペット葬祭」事業も盛況を博しているようで、ペットの訪問火葬サービスや、移動式ペット火葬炉を販売する事業者も複数参加していました。
ペットを家族同様に考える方も増えているため、既存の葬具メーカーでも「ペット葬祭」用品に力を入れている企業が増えつつあるようです。

この他にも、終活関連サービスや相続関連サービスなど、葬儀の前後に必要となるサポートを提供する企業・団体も参加しており、葬儀業界が関わる業界の範囲拡大が感じられました。

『フューネラルビジネスフェア2022』の様子

『フューネラルビジネスフェア2023』の概要

フューネラルビジネスフェア2023TOP

名称:フューネラルビジネスフェア2023
会場:パシフィコ横浜 展示ホールC・D/アネックスホール
   〒220-0012 横浜市西区みなとみらい1-1-1
   TEL 045-221-2166(交通案内)/045-221-2155(総合案内)
日時:2022年6月20日(火)10:00〜17:00
   2022年6月21日(水・友引)10:00〜16:30
入場形式:限定招待制(入場無料・招待券配布)※事業者を対象とした展示会です。

まとめ

今回は『フューネラルビジネスフェア2022』を振り返るとともに、葬儀業界における近年の動向について紹介しました。
葬儀業界最大のイベントである『フューネラルビジネスフェア』は、ある意味で業界の縮図といえるかもしれません。

『フューネラルビジネスフェア』では、葬儀社様にとって有意義なイベントが企画されますし、多種多様なテーマに沿った講座も開かれます。
今後の企業運営にとって有益な情報や、事業発展のきっかけになるような発見があるかもしれません。
イベント2日目の6月21日は友引となっていますので、ご都合がつく葬儀社様は足を運んでみてはいかがでしょうか。

フューネラルビジネスフェア|過去の出展企業一覧(五十音順)

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