エイジテックに取り組むAGE technologies、三菱UFJ信託銀行との相続手続きにおけるデジタルサービス構築に向けた協業について

Agetec-MUFJ

DXによる相続手続きの効率化に取り組むAGE technologiesは、三菱UFJ信託銀行との相続手続きにおける協業開始を発表しました。超高齢化社会を迎えた日本で、今後も増加が想定される相続手続きを効率化することにより、顧客の負担軽減につなげたいようです。

株式会社AGE technologies

2022.12.7 株式会社AGE technologies(本社:東京都千代田区、代表取締役CEO:塩原優太、以下「AGE technologies」)は、三菱UFJ信託銀行株式会社(本社:東京都千代田区、取締役社長 長島 巌、以下「三菱UFJ信託銀行」)と、相続手続きにおけるデジタルサービスの構築及び相続業務プロセスのデジタル化を目的とした協業を開始いたします。

Agetec-MUFJ
  • 大相続時代を見据えた、新しいデジタル相続サービスの構築に向けて協業

2022年、日本は高齢化比率が28%を超え、世界で最も高齢者が多い国となりました。年間の死亡者数も143万人を超え、2040年までには160万人になると言われています。死亡者数の増加に伴い、増え続ける相続発生件数ですが、手続きの多くはアナログで非効率なまま放置されており、多くの方々にとって負担の大きい最後のライフイベントとなっております。

三菱UFJ信託銀行は、これまで相続発生後のお客さまに対して、遺産整理業務[わかち愛]をはじめとして、統合的な相続手続きコンサルティングサービスを提供してきています。一方、デジタルの普及、相続人世代のITリテラシー向上、それらに伴う顧客ニーズの多様化に応えるため、相続手続きサービスの更なるアップデートが求められています。

そのような背景の中、三菱UFJ信託銀行は、多様な顧客ニーズに対応するため、業界内でいち早くデジタル相続サービスに取り組んできたAGE technologies との協業を通じ、新しいデジタル相続サービスの構築を目指します。

  • 信託銀行の相続ビジネスノウハウと信用力、AGE technologiesの技術開発力を掛け合わせ、新しい顧客体験を構築

今回の取り組みでは、両者の強みを活かして、相続手続きにかかる圧倒的な作業効率化を実現し、それによって生まれる新しい顧客体験の提供を目指します。

三菱UFJ信託銀行は、年間3,000件に迫る遺言執行と遺産整理業務における相続手続きに実績を持ち、確かな信用力に加え、相続手続きに関する様々なノウハウ・アセットを有し、相続人さまの相続手続きによる負担軽減だけに留まらないコンサルティングサービスの提供に強みを持ちます。

AGE technologies は、デジタル相続サービス”そうぞくドットコム”の提供にあたり、ソフトウェアシステムの開発及びオペレーション体制の独自構築を通じ、「非対面での相続手続きフローの確立」を実現してきています。

今回の取り組みでは、AGE technologies が提供するデジタル技術及びオペレーションシステムを、三菱UFJ信託銀行の業務フローに組み入れることで、新しい顧客体験の提供と合わせて、作業効率化の実現を目指します。

  • 中長期では”手続きの効率化”に留まらない相続全体のDXを構想

新しいデジタル相続サービスの提供は中長期での構想に向けた最初のステップであり、相続問題を垂直統合で解決するには「手続きの効率化」だけではなく、「相続対策フェーズ」「相続意識フェーズ」でのサービス展開及び課題解決が必要になります。

今後、グループ全体でのデジタル相続サービス構想を描く三菱UFJ信託銀行と、”そうぞくドットコム”のプラットフォーム化構想を掲げるAGE technologies は、単なる”手続きの効率化”に留まらない、相続領域全体におけるDX、互いのシナジーが発揮できる新サービスの構築をともに目指していきます。

  • 相続手続きを効率化する"そうぞくドットコム"、高齢者層を中心に急成長

AGE technologiesは、「そうぞくドットコム」ブランドのもと、煩雑な各種相続手続きの課題を解決するWebプラットフォームを展開しています。2020年に提供を開始した、相続に伴う不動産の名義変更手続きサービス「そうぞくドットコム不動産(https://so-zo-ku.com/)」にくわえ、2022年より全国の金融機関口座の払い戻し手続きの効率化に向けたソリューションとして「そうぞくドットコム預貯金(https://so-zo-ku.com/bank/)」の提供を開始しました。

そうぞくドットコム不動産は、2022年11月現在で、そうぞくドットコム不動産を通じて登記された累計の不動産件数が、17,000件を超え、急成長を遂げています。また、利用者の平均年齢は58歳で、高齢者層を中心に、30代~80代まで全国で幅広い世代の方々にご利用頂いています。

  • 不動産の相続手続きを効率化する"そうぞくドットコム不動産"

サービスの特徴は、1.面倒な戸籍集めがネットで完結 2.申請書は自社開発システムにより自動作成可能 3.全国の不動産で利用可能、などが挙げられます。また、相続する不動産の数が複数あっても料金が変わらない定額制です。特に「実家から離れた遠方に住んでいる方」などが手続きをする際に、現地まで行かなくても手続きが完了するという点が大きなメリットとなっており、実際に利用ユーザーの約半数が、遠方不動産の名義変更手続きで利用しています。

  • 相続で発生した銀行口座の払い戻し手続きを効率化"そうぞくドットコム預貯金"

相続時に発生する金融機関口座の払い戻し手続きには、故人の出生から死亡までの戸籍一式をふくめ複数の必要書類の収集や、遺産分割協議書等の必要書類の作成など煩雑な作業が必要です。
「そうぞくドットコム預貯金」の特徴は、1. 全国の金融機関(銀行、信用金庫等)に対応し、利用者は金融機関窓口に行く必要がない、2.面倒な戸籍集めを代行するため役所に行く必要がない、3.利用者が申請書類を自動生成可能なシステムを提供、などが挙げられます。また、必要書類の発行手数料をはじめとした実費をすべて含み、1金融機関あたり49,800円(税抜)定額でサービス提供します。1金融機関内での口座の数、相続人の数、遺産総額による加算はありません。さらに、手続き終了後、金融機関から相続人の口座へ直接払い戻しが行われるため、弊社が払い戻し金を預かることはありません。金融機関との連絡・書類の受け渡し、また役所への必要書類の請求・受取などは、AGE technologiesが行いますが、最終的には金融機関から相続人さまの口座へ直接払い戻しが行われます。

 AGE technologies は今後、デジタル技術及びオペレーションシステムの提供を通じた銀行相続手続きにおけるDXを実現する、金融機関向けサービスを強化していきます。また、AGE technologiesは、エイジテック領域における事業者との連携や、金融機関や自治体など手続きの対応機関へ向けたサービスの提供、また共同事業の開発推進等を通じ、既存事業領域の拡充、さらには周辺領域への事業拡大を加速していきます。

■受賞歴
Open Network Lab18th Demoday(2019.4.11)
Best Team Award(最優秀賞)/ Audience Award 受賞

■そうぞくドットコム不動産について  https://so-zo-ku.com/
相続や贈与による不動産の名義変更手続きサービス。

■そうぞくドットコム預貯金について https://so-zo-ku.com/bank/
相続で発生した銀行口座の払い戻し手続きサービス。

■そうぞくドットコムマガジン https://so-zo-ku.com/article/
相続に関するノウハウを集めたWebメディア

■会社概要
会社名:株式会社AGE technologies
※読み:エイジテクノロジーズ
代表取締役CEO:塩原 優太
住所:東京都千代田区九段南3-8-11 飛栄九段ビル B02号室
事業内容:そうぞくドットコムの企画・開発・運営・販売

PR TIMESより転載

このコンテンツは会員様限定です。

メールアドレスを登録して仮会員になっていただくと、2記事限定で全文をご覧いただけます。
さらにユーザー情報を登録して葬研会員(無料)になると、すべての記事が制限なしで閲覧可能に!

今すぐ会員登録して続きを読む
新規会員登録
葬研会員の方はコチラ

カテゴリー最新記事

目次