第4回ゆいごん大賞「ゆいごん川柳」選考結果発表

大賞「かあさんを 頼むと父の 強い文字」

公益財団法人 日本財団
日本財団(会長 笹川陽平)は、遺言の大切さや必要性を広く社会に向けて周知することを目的に、2019年12月2日から2020年1月6日にかけて「ゆいごん川柳」を募集し、このたび入賞作品が決定しました。
年で4回目となる「ゆいごん川柳」には11,768作品の応募がありました。その中から日本財団と全日本川柳協会、成年後見落語もされる落語家の桂ひな太郎さんとで選考し、大賞1作品、入賞3作品、佳作6作品の計10作品を決定しました。

 


今回の応募作品は、令和、AI、ラグビーW杯等世相を反映した作品も多く寄せられましたが、家族や親子間の思いが感じられる作品や“負”動産や負債といった話題を川柳ならではのユーモアで表現しニヤリとさせられる作品など、遺言書や相続の話題が少しずつ世間に浸透してきたのではないかと感じさせる作品が増えています。

また、大賞・入賞に選ばれた4作品は、2020年3月9日より数量限定(無くなり次第終了)で、首都圏、愛知、大阪・兵庫の三省堂書店、紀伊國屋書店、リブロ、あゆみブックス、文禄堂、オリオン書房、PAPER WALL 各店舗(※一部配布していない店舗がございます)にて、書店しおりとして配布されます。
 

  • 受賞作品一覧(講評:全日本川柳協会)

 


受賞作品は第4回ゆいごん大賞「ゆいごん川柳」特設サイトをご覧ください。
https://www.koubo.co.jp/system/contest/yuigon2019/result/
特設サイトでは、それぞれの作品に対する全日本川柳協会のコメントも紹介しています。
  • ​​イベント実施の背景
日本財団は、2016年に日本財団遺贈寄付サポートセンターを開設し、遺贈寄付の周知啓発に取組んでいます。
「遺贈(いぞう)」とは、遺言書により、遺産の一部またはすべてを相続人以外の特定の人や団体などに譲ることです。少子化や未婚の増加などにより「おひとりさま」が増えている中、遺贈についての関心が高まっています。日本財団が2017年に実施した調査(※)でも、60歳以上の5人に1人が遺贈寄付の意向があることが分かりました。
一方で、日本の年間相続額が50兆円を超える中で年間遺贈額は約300億円にとどまると言われ、遺言書を遺す人が約20人に1人と少ないことが原因の一つと考えられています。
本イベントは、遺言の大切さや必要性を広く社会に向けて周知することを目的に2016年から実施しています。

※日本財団遺贈寄付サポートセンターの詳細は以下をご参照下さい。
https://izo-kifu.jp/
※日本財団「遺贈に関する意識調査結果」2017年
https://www.nippon-foundation.or.jp/app/uploads/2020/01/new_pr_20170403_01.pdf
 
  • コンテスト概要
■応募期間:2019年12月2日(月)~2020年1月6日(月) 
■選考:全日本川柳協会、落語家 桂ひな太郎さん、日本財団による選考
■入賞賞品:ゆいごん大賞(1作品)10万円、入賞(3作品)3万円、佳作(6作品)1万円
■応募総数:11,768作品(Web応募8,598作品・郵送応募3,170作品)
■過去のゆいごん大賞作品

第1回大賞作品
「ゆいごんは 最後に書ける ラブレター」(さごじょう さん)
第2回大賞作品
「こう書けと 妻に下書き 渡される」(あーさまま さん)
第3回大賞作品
「あわてずに ゆっくり来いと 妻に宛」(茶唄鼓/ちゃかどん さん)
 
  • 本イベントに関するお問い合わせ先
日本財団遺贈寄付サポートセンター「ゆいごん大賞」事務局
TEL:03-5405-2062(月~金10:00~17:00 土日祝・年末年始を除く)
E-mail:yuigon2019@koubo.co.jp

 

PR TIMESより転載

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