終活からライフデザインへ。「いき方」がテーマのカフェで地域住民が食卓を囲む会を毎週開催。
ハウスボートクラブ
東京都江東区住吉のライフコミュニティカフェ「ブルーオーシャンカフェ」では、6月より、江東区、地域包括支援センター、社会福祉協議会と協働で、ご近所ミニデイ(総合事業)と子ども食堂をスタートする。平成27年から全国でスタートした「介護予防・日常生活支援総合事業」の中でも、夕食を提供するケースは極めて珍しく、地域の子ども達に夕食を安価に提供する「子ども食堂」と組み合わせることで多世代交流による地域活性化を目指す。
船舶を使った冠婚葬祭事業を手がけるハウスボートクラブが運営する、終活・ライフコミュニティカフェ「ブルーオーシャンカフェ」では、6月より、毎週水曜日に「ご近所ミニデイ」(綜合事業)、隔週水曜日に「子ども食堂」を開催する。 「ご近所ミニデイ」は、江東区が平成30年より本格開始する「介護予防・日常生活支援綜合事業」の一環。要介護認定の、要支援1・2、ならびに基本チェックリストに該当する方が対象で、地域住民が主体となり、週に1回開催する通所型サービス。区内の地域包括支援センターによるケアマネジメントを経て、参加していただく。サービスの内容は、軽い体操とレクリエーションやおしゃべり、そして食事の提供。参加者は食事代の実費のみを支払う。 既存で開催されている総合事業は、日中の開催で昼食を提供するケースがほとんどだが、ブルーオーシャンカフェで開催される、ご近所ミニデイ「すみよし」は夕方からの開催で、夕食を提供することが特徴。日中は他の介護サービスなどに通っている方で、自宅で一人で夕食を食べている方なども対象にする。 「すみよし子ども食堂」は、地域に子どもの居場所を作ることが目的で、未就学児~高校生の子どもとその保護者が対象。隔週水曜日の夜に開催し、子ども300円・大人500円という安価な値段で夕食を提供する。 「ご近所ミニデイ」と「子ども食堂」を同じ日に開催することで、多世代の交流による地域活性化を目指す。この事業は、江東区・地域包括支援センター、そして江東区社会福祉協議会のバックアップにより、地域住民に参加を呼びかけている。 また、個人・法人のボランティアによる様々な支援も呼びかけており、多様な「繋がり」による地域の社会問題解決を目指している。 【本件に関するお問い合わせ】 ブルーオーシャンカフェ https://blueoceancafe.tokyo TEL:03-6659-6537 江東区長寿応援課地域支え合い係 TEL:03-3647-9468