「葬儀」は、喪主様、ご遺族様のお気持ちやさまざまな事情を抱えている可能性を考えると、非常に繊細なものです。
さらに明確な答えがない場面も多く、難しい業務となるため、人材育成に悩みを抱えている葬儀社様は多いのではないでしょうか。
また法律的な問題やご遺体の取り扱いなど必須となるスキルや知識も多く、育成する側にとっては、早く確実に育って欲しいというのが本音かもしれません。
こうした課題の解消に向けて、厚生労働省は葬儀業務の遂行に必要な能力をまとめた「葬祭業の職業能力評価基準」を策定しました。
そこで本記事では「葬祭業の職業能力評価基準」の内容について紹介するとともに、活用方法について解説いたします
人材育成に課題を持つ葬儀社様のヒントになる可能性がありますので、ぜひ最後までご覧ください。
目次
- 職業能力評価基準の概要
- 職業能力評価シートの使用方法
- 葬祭業に求められる職業能力評価基準
- 葬祭業の職業能力評価基準の3職種4職務
- 葬祭業に求められるレベル区分の目安と職務遂行の基準
- 職務遂行のための基準・共通能力ユニット
- 共通能力ユニット・レベル1
- 共通能力ユニット・レベル2
- 共通能力ユニット・レベル3
- 共通能力ユニット・レベル4
- 施行業務の職業能力評価基準
- 施行業務・職業能力評価シート【レベル1】
- 施行業務・職業能力評価シート【レベル2】
- 施行業務・職業能力評価シート【レベル3】
- 施行業務・職業能力評価シート【レベル4】
- 企画・営業業務の職業能力評価基準
- 生花の職業能力評価基準
- 職務遂行のための基準・共通能力ユニット
- 葬儀業界における職業能力評価基準の活用
- 人材育成・人事評価
- 人材採用・人事配置
- 人材教育のカリキュラム・教材の作成
- 職務分析・職務設計
- まとめ