株式会社LIFULL seniorは、離れて暮らす一人暮らしの親を持つ人に対し、アンケートを実施しました。
その結果、86.5%の人が一人暮らしの親が気がかりであると回答しています。その理由としてもっとも多かったのが「誰にも気づかれない状況で倒れていないか」(47.8%)となっています。
LIFULL 介護が「一人暮らしの親」へのサポートに関する調査を実施
株式会社LIFULL senior
事業を通して社会課題解決に取り組む株式会社LIFULLのグループ会社で、業界最大級の老人ホーム・介護施設検索サイト「LIFULL 介護」を運営する株式会社LIFULL senior(代表取締役:泉 雅人)は、離れて暮らす一人暮らしの親を持つ人に、親とのコミュニケーションやサポートに関するアンケートを実施しました。その結果を発表します。
▼調査の背景
盆の帰省は、親の介護の兆候に気づく大きなきっかけの一つです。LIFULL 介護でも、例年お盆が明けるとお問い合わせが増加する傾向にあります。
老人ホーム入居のお問い合わせは、入居するご本人が一人暮らしである場合が多い傾向にあります。介護が必要で、一人では生活が難しい、または現在健康でも何かあった時のために備えたいと、老人ホームを検討される方が多いようです。
帰省は親とのコミュニケーション体制やサポートを見直し、将来に備えた話し合いをする良い機会です。今回は"離れて暮らす一人暮らしの親"がいる40代以上の人に、親へのサポート状況や今後の話し合いに関するアンケート調査を行いました。
サマリー
・一人暮らしの親について気がかりなこと第1位は「誰にも気づかれない状況で倒れていないか」
・一人暮らしの親に週に1回連絡をとる人が40.7%、月に一度以上会いに行く人が56.8%
・70代以下の親との連絡手段、1割が「SNS」と回答。60代は「オンラインゲーム」も1割を超える
・見守りツールは57.8%の人が「知っているが利用したことはない」
・一人暮らしの親の様子を把握している人、家族・親族以外では「近所の人」が24.9%で最多。「いない」は18.0%
・親と「老後について話し合っていることはない」が47.2%。介護施設について話している人は17.0%にとどまる