株式会社八光殿が「第20回 八光殿 人形供養祭」を開催しました。
台風10号の影響により1週間遅れての開催となりましたが、これまでいちばん多くのお人形やぬいぐるみが集まり、真言宗 神宮寺感応院ご住職により、厳粛な供養が執り行われました。
今年で20回目の開催、9月8日(日)に八光殿南植松会館にて人形供養祭を開催
株式会社八光殿
株式会社八光殿(本社:大阪府八尾市、代表取締役社長:西川正章、以下「八光殿」)は、「第20回 八光殿 人形供養祭」を八光殿南植松にて、2024年9月8日(日)に開催いたしました。
台風10号の影響により9月1日(日)の予定を延期して開催された今年で20回目となる人形供養祭、これまでと比べてもいちばん多くのお人形やぬいぐるみが集まり、約50,000体のお人形を供養いたしました。
事前の受付から含めて参加者は4,000名を超え、大切にしてきたお人形との別れを惜しみ涙する方や、お人形に対する感謝の言葉を口にされる方など、皆さまそれぞれの想いの中でお別れされていました。
台風10号の影響により延期開催
当初、この人形供養祭は9月1日(日)開催の予定でしたが、台風10号の影響によりやむなく1週間延期しての開催となりました。中止という選択肢もありましたが、当日を楽しみにしていらっしゃる方が多いため、やはり開催すべきとの声があがり、延期開催を決定いたしました。
問合せも多くいただき、「延期してもらってよかった」との声に八光殿スタッフも笑顔でお応えすることができました。
本日は八尾市の真言宗 神宮寺感応院様ご住職にお越しいただき、厳粛な儀式により供養いたしました。
地域の方のお声から始まった八光殿の人形供養祭
八光殿では、地域の方々より「大切にしていたお人形をどうしたらいいでしょうか?」、「ゴミと一緒にお人形を捨てるのは忍びない」、などのお声をいただき、皆さまの役に立ちたいとの想いから人形供養祭を始めました。地域の皆さまと歩み成長してきた企業として、地域の皆さまの想いに応えることが使命と考えての取り組みです。
今回の延期に関しても、原点に立ち戻って地域の皆さまとのご縁を大切にする行事の一つとして、続けていくべく1週間の延期により開催を決断いたしました。
20年続けてきたことにより八尾市民の方には恒例行事として、「人形供養といえば八光殿」と認知されています。また、年々広がりを見せ、八尾市近隣、さらには大阪府外からのご参加も増えてきています。
事前にもお人形を受付、ガラスケースやひな段もお引取り
人形供養祭当日には参加できない方のために、8月25日(日)~8月29日(木)、9月7日(土)にも事前にお人形を受付けました。初日の8月25日には大行列となり、その後もたくさんの方がお人形を持ってこられました。
※台風により8月30日(金)~9月1日(日)は中止、9月7日(土)・8日(日)に延期としました。
また、ほとんどの他社や寺社では引き受けていただけないガラスケースやひな段、付属の飾りなども含めて、八光殿ではすべて無料で引き受けています。
さらに、お人形は今まで地域の方々に会館までお持ちいただいて受付しておりましたが、なかなか外出しにくい方・遠方にお住まいの方からのご要望も多くあがるようになってきました。そこで、昨年より郵送での受付も開始し、今年も全国各地からお人形をお送りいただきました。(但し、郵送の場合は有料、お人形のみのお預かりとなります。)
八光殿では供養料は無料、お賽銭は八尾市に寄付
今年も八光殿では、お人形の供養料は全て無料といたしました。
お人形とお別れの際にお賽銭をお納めいただく方も多くいらっしゃいますが、今年もお納めいただいたお賽銭はすべて八尾市に寄付いたします。これまでの寄付金は、八尾市さくら基金のほか、市民の皆さまのためにご活用いただいています。
また、供養祭終了後、再利用できるお人形につきましては、クリーニングをかけた後、各団体へ寄贈しています。その中では、海外支援を積極的に行っております企業様にご協力いただき、お人形を必要としている海外の子供たちの笑顔をつくる活動にも協力しています。
「遊んでくれてありがとう」など、参加者の声
・いつもあそんでくれてありがとう。ばいばい。(八尾市)
・子どもの成長を一緒に見守ってくれてありがとう。 (八尾市)
・全部引き取ってもらえるので本当に助かります、ありがとう。(奈良県生駒市)
・先祖からの引継ぎの品ですが、家のリフォームの際に人形の足を壊しました。人形自ら引退宣言をしたのだと思います。(東京都豊島区)
・祖母の遺品で出てきて、できれば供養をと思っていたところです。感謝いたします。(四條畷市)
・3世代の雛人形を持ってきました、今日でお別れします。(藤井寺市)
・思い出のお人形です、よろしくお願いします(八尾市)
開催20年の節目にあたっての八光殿の想い
いろんなかたちの地域への貢献がある中で、地域の皆様のお声にこたえるかたちで人形供養祭をはじめ、わずかながらでも地域の皆様に感謝の気持ちを伝える場として開催を続けてまいりました。
お人形を大切にされていた方の想いを私たちが引継ぎ、大切に供養するというバトンの役割を私たちが果たしていると考えます。
当初は人形を「供養」するという気持ちで取り組んできた八光殿スタッフでしたが、次第に、皆様が大切にしてきたお人形の歩んできた歴史を知り、想いをかたちにする「お葬式」をするという気持ちに変化いたしました。八光殿が普段から大切にしている、おくられる人、おくる人、その両方が、ありがとうの気持ちで包まれるお葬式のかたちを、人形供養祭でも体現しています。
開催場所や時期は変わっても、この気持ちは変わらず今後もこの人形供養祭は開催してまいります。
株式会社八光殿について
八光殿は、1947年に創立、2024年に創立77周年を迎えた葬祭サービス企業です。
八尾市、大東市、四條畷市、門真市、松原市で地域に密着した企業として年間約2,500件のご葬儀施行に携わっています。
また、ご葬儀だけでなく生前に利用できる会員制度の各種サービスや生命保険、仏壇販売や法事・法要のご提案などご葬儀後のサポートを含めた事業を展開しており、生前から人生の最期まで、お客様の人生をトータルにサポートしています。
【会社概要】
社名:株式会社八光殿
本社所在地:大阪府八尾市東本町4丁目2-11
代表取締役社長:西川正章
事業内容:
葬祭サービス事業
一般貨物(霊柩)自動車運送事業
【近畿陸運局認可】
近隣地区病院救急出動の要請委託サービス
設立: 1947年9月19日