現在、慢性的な火葬場不足により、故人様がお亡くなりになってから数日から1週間、火葬を待たなければいけないというケースは少なくありません。
今後はさらに年間の死者数が増加し、2040年頃には、1日当たりの死者数が約4,600人になるとの推計もあります。火葬までの待機時間がさらに長くなることが懸念されています。
その間、ご遺体をしっかりと保全することは必要不可欠であり、よりよい状態を保つことは、大切な人を亡くされたご遺族様の慰めにもなることも考えられます。
葬儀社様にとって、ご遺体を保全するための対策は、必須だと言えるでしょう。
本記事では、ご遺体保冷庫の代表的なメーカー12社を紹介し、各社の特徴、製品について解説しています。
目次
- ご遺体保冷庫の必要性
- ご遺体保冷庫メーカーの特徴
- ご遺体保冷庫のタイプ
- ご遺体保冷庫(冷蔵庫・安置台)を取り扱う会社13社の特徴
- 菱熱工業株式会社の遺体保管庫「Lastect(ラステクト)」
- たつみ工業株式会社(カスタムメイド遺体安置冷蔵庫)
- 株式会社クーロンの遺体保存庫「PERSONA(ペルソナ)」
- 株式会社エコテクノのご遺体冷却保管装置「ECO-COOL(エコクール)」
- 株式会社愛寿物流メモリアル事業部の可搬式遺体用冷蔵保管庫「旅立ちの翔輝(とき)」メモリアルボックスシステム
- 有限会社レイオン機器工業の遺体保冷庫
- 三菱電機冷熱応用システム株式会社の「メモリアル保冷庫」
- 株式会社小野商会のご遺体安置用冷蔵庫
- レイキ販売株式会社のご遺体用冷蔵庫「メモリアル冷蔵庫」
- 株式会社根本産業の遺体保存用冷蔵庫(冷凍庫)
- 株式会社加藤萬製作所の遺体貯蔵庫
- 株式会社イー・ライフの冷却システム「スーパーアイス」
- 㐧一衛材株式会社の「しらゆりドライアイスシート」
- まとめ