引き取りなど不用品関連サービスは1件当たり平均2万8607円。大学研究者と連携して弊社の年間取引データを分析し、調査結果を公表しました。

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リベラルマーケティングは自社が運営する「片付け110番」の2021年取引データについて、平均額、月別額、金額帯別などを公表しました。葬儀業界では介護や終活・遺品整理・相続といったライフエンディング領域への事業拡大の動きが活発化していますので、葬儀社様にとっても有益なデータです。

リベラルマーケティング株式会社
《調査結果》
・不用品関連サービスの平均成約額は28,607円
・月別での平均成約額は3月が24,021円で最安。次点が12月で26,262円
・金額帯別では3万円未満で成約した案件の構成比率は78%。月別では3月が82%で最高
・1万円未満で成約した案件の構成比率は3月が最も高い。10月、11月は5万円以上での構成比率が高い
・地方区分別での平均成約額は関東が22,892円で最も低い。中国・四国・九州は3万円超

《調査概要》
・内容 不用品の回収、処分、引取り、運搬、運び出し、移動、片付け等の不用品関連サービスの利用にあたり消費者が支払った金額(税込み)の記述統計と分析
・対象データ 片付け110番の紹介により発生した消費者と全国453の事業者の間の取引のうち、事業者から片付け110番に成約金額が報告された取引の実績データ
・対象期間 2021年1月1日~2021年12月31日の1年間に片付け110番が受け付けた案件のうち成約したもの
・データ数 25,776件
・データテーブルURL https://kataduke-110ban.com/report_2021

TOPIC①
平均成約額は28,607円。
月別では3月が24,021円で最安。次点が12月で26,262円

 平均成約額は28,607円だった。月別には3月が24,021円で最安であり、次点が12月で26,262円という結果であった【図1】。一般的に不用品関連サービスの成約額には季節性があり引越しシーズンの3月に事業者が最も交渉力を持つと言われているが、その通説に反する結果となった。
 原因として、3月と12月は成約額の低い案件の構成比が高くなっていることが挙げられる【図2】【図3】。3月は引っ越し、12月は年末大掃除のために通常なら依頼しないような少量の不用品の片付けも事業者に依頼する傾向がある。時間があれば消費者が自身で片付けられる程度の少量の不用品であっても、引越し期日までに片付けなければならないので事業者に依頼しているのではないかと考えられる。

TOPIC②
金額帯別では3万円未満で成約した案件の構成比率は78%。
月別では3月が82%で最高。1万円未満で成約した案件の比率は3月が最も高く。10月、11月は5万円以上の比率が高い。

 金額帯別の構成比率は3万円未満での成約が78%だった。月別では3月が82%で最高【図2】。さらに、1万円未満で成約した案件の構成比率は3月が最も高く、5万円以上での成約の構成比率が高いのは10月及び11月という結果になった【図3】。
 3月は5千円~1万円の案件が突出して多い【図3】。不用品関連サービスの成約額としては比較的少額となる案件が増えるのである。3月は引っ越しシーズンのため不用品関連サービスの事業者にとって繁忙期であるが、案件としては少額のものが多い。
 一方で10月、11月は「5万円以上10万円未満」と「10万円以上」の案件の構成比率が増えるのだが、興味深いのは、それ以外の割合は、どの月を見てもそれほど違いがないことである。たとえば、「2万円から4万円」の案件の割合については、どの月もあまり変わりはない。不用品関連サービスの成約額はこのあたりが一つの基準になるだろう。

不用品回収平均額

不用品3万円以上以下

不用品 月別

TOPIC③

平均成約額は関東が22,892円で最も低い。中国・四国・九州は3万円超

 地方区分別での平均成約額は関東が22,892円で最も低い。一方で中国・四国及び九州は3万円超の結果となった【図4】。
 関東の成約額が低くなる原因として、首都圏の案件が多いため、事業者から作業場所への距離が近い。次の現場への移動距離が短くて1日に複数の案件をこなせる。事業者の数が多く価格競争が激しい。消費者は居住面積が狭いために不用品を自宅内に溜め込めないため少量での依頼が多い、といったことが考えられる。

不用品 地方別

[監修者コメント]
 今回はかなり大きな数のデータを対象に分析することができました。分析手法はシンプルで、基本的に算術平均と分布をとっただけですが、このようにわかりやすく差が出るのは驚きもあります。取引の平均額における3月の低さ、10月及び11月の高さは直感に反する結果で、考察のしがいのある部分です。3月が忙しいことは間違いないので、少額案件が増えているのは、顧客側の事情もあるのでしょう。また地域差にも大きな開きがあり、特に一番案件の集中しそうな首都圏を含む関東で平均額が低いのも、特筆すべき点です(京都産業大学 舟津昌平 准教授)。

[データ公表の背景]
 不用品の回収、処分、引取り、運搬、運び出し、移動、片付け等の不用品関連サービスは、定価や標準価格のようなものが存在せず、価格を構成する要因も変動しやすく且つ多岐に渡るため、一般消費者には相場がわかりづらく、事業者から提示された見積額の妥当性を判断することが難しいサービスと言われています。
 それにも関わらず、不用品関連サービスの価格データの大規模な収集や分析がほとんど公表されておらず、価格に関して信頼性の高い情報に消費者がアクセスすることができないでいます。またインターネット上に拡散されている不用品関連サービスの相場に関する情報は、データソースの明示が無かったり、特定の1件の価格あるいは数件の平均価格を並べただけであったりと信頼性に疑問のあるものが氾濫しています。結果、いくつものサイトを調べてみても、消費者が価格に関して納得のいく情報を得ることが難しいという現状があります。
 このような状況の中、あくまでも価格決定権を有さない紹介者(マッチングプラットフォーマー)という立場にある片付け110番が蓄積したデータであれば、現実世界を捨象したデータとして信頼性の高い情報を消費者の皆様にお届けすることができるのではないかと考えた次第です。「【保存版】一般消費者である個人が合理的な業者選びをする方法」と合わせてお読みいただくことで、価格が不透明と言われる不用品関連サービスの金額について妥当な判断をして頂くための一助となれば幸いです。

執筆 藤原大豊
監修 京都産業大学 舟津昌平 准教授

【会社概要】
会社名:リベラルマーケティング株式会社 https://liberal-marketing.com/
所在地:岡山県岡山市北区田中143-118
不用品回収、清掃、遺品整理などの「片付け110番」 https://kataduke-110ban.com/
法事、供養などで僧侶を紹介する「葬テラス」 https://souteras.com/
骨董品買い取りの「骨董品買取りセンター」 https://kotto-kaitori.net/
ニューズレター
不用品関連サービスの支払額に関する定量データ分析 (2021.1~2021.12)
 https://liberal-marketing.com/news-letter/quantitative-data
【保存版】一般消費者である個人が合理的な業者選びをする方法
 https://liberal-marketing.com/news-letter/how-to-choose

PR TIMESより転載

不用品回収平均額

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