株式会社KADOKAWA
このたび、株式会社KADOKAWAは角川新書の新刊計5作品を10月10日(木)に発売いたします。
現代の自由人は人生100年時代の「モデル老人」だった!? 70歳を過ぎた蛭子さんが残りの人生と終活について考える『死にたくない 一億総終活時代の人生観』(蛭子能収)、ネット草創期の人々の希望はまだ死んでいない、アンケート調査から判明した予想に反する結果とは『ネットは社会を分断しない』(田中辰雄・浜屋 敏)などが登場! ぜひこの機会にお手に取りください。
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『死にたくない 一億総終活時代の人生観』蛭子能収 『ネットは社会を分断しない』田中辰雄/浜屋 敏 『ウソつきの構造 法と道徳のあいだ』中島義道 『現場のドラッカー』國貞克則 『実録・天皇記』大宅壮一 |
発行:株式会社KADOKAWA 体裁:新書判 ※地域により発売日が前後する場合があります。
電子書籍も発売中!
【各作品概要】
『死にたくない 一億総終活時代の人生観』
「現代の自由人」こと蛭子能収さん(71歳)は終活とどう向き合っているのか。自身の「総決算」として、これまで真面目に考えてこなかった「老い」「家族」「死」の問題について、今、正面から取り掛かる!
[著者プロフィール] 蛭子能収(えびす・よしかず)
1947年10月21日生まれ。てんびん座、O型。長崎商業高校卒業後、看板店、ちりがみ交換、ダスキン配達などの職業を経て、33歳で漫画家に。俳優、タレントとしても活躍中。おもな著書に『ひとりぼっちを笑うな』『蛭子の論語』(角川新書)、『芸能界 蛭子目線』(竹書房)、『蛭子能収のゆるゆる人生相談』(光文社)、『ヘタウマな愛』(新潮文庫)などがある。
定価:本体840円+税 / 頁数:208ページ
詳細:https://www.kadokawa.co.jp/product/321903000146/
『ネットは社会を分断しない』
罵詈雑言が飛び交い、生産的な議論を行うことは不可能に思われる現在のインターネット。しかし、ネットの利用は本当に人々を分断しているのか? 10万人規模の実証調査で迫る、インターネットと現代社会の実態。
[著者プロフィール]
田中辰雄(たなか・たつお)
1957年、東京生まれ。東京大学大学院経済学研究科単位取得退学。現在、慶應義塾大学経済学部教授。専攻は計量経済学。著書に『ゲーム産業の経済分析』(共編著、東洋経済新報社)、『ネット炎上の研究』(共著、勁草書房)など。
浜屋 敏(はまや・さとし)
1963年、石川生まれ。富士通総研・経済研究所、研究主幹。1986年京都大学法学部卒業後、同年富士通(株)入社。現在、早稲田大学大学院商学研究科や立教大学理学部の非常勤講師も務める。専門は経営情報システム。著書に『プラットフォームビジネス最前線』(共編著、翔泳社)、『IoT時代の競争分析フレームワーク』(共編著、中央経済社)など。
定価:本体860円+税 / 頁数:240ページ
詳細:https://www.kadokawa.co.jp/product/321902000127/
『ウソつきの構造 法と道徳のあいだ』
これほどのウソがまかり通っているのに、なぜわれわれは子どもに「ウソをついてはいけない」と教え続けるのか。この矛盾こそ、哲学者が引き受けるべき問題なのだ。哲学者の使命としてこの問題に取り組む。
[著者プロフィール] 中島義道(なかじま・よしみち)
1946年生まれ。東京大学教養学部・法学部卒業。同大学大学院人文科学研究科哲学専攻修士課程修了。ウィーン大学基礎総合学部哲学科修了。哲学博士。専門は時間論、自我論。「哲学塾カント」を主宰。著書に『ウィーン愛憎 ヨーロッパ精神との格闘』(中公新書)、『哲学の教科書』(講談社学術文庫)、『うるさい日本の私』(角川文庫)、『悪について』(岩波新書)、『私の嫌いな10の人びと』(新潮文庫)、『七〇歳の絶望』(角川新書)など多数。
定価:本体860円+税 / 頁数:208ページ
詳細:https://www.kadokawa.co.jp/product/321807000033/
『現場のドラッカー』
ドラッカー経営学を現場で活かし切るには、その言葉をどう読み解くか? 含蓄の深さゆえに実践の難しいドラッカー経営学を、ドラッカーより直接教えを受けた著者がわかりやすく解説。
[著者プロフィール] 國貞克則(くにさだ・かつのり)
1961年生まれ。83年、東北大学工学部機械工学科卒業後、神戸製鋼所入社。海外プラント輸出、人事、企画などを経て、96年、米クレアモント大学ピーター・ドラッカー経営大学院でMBA取得。2001年、ボナ・ヴィータ コーポレーションを設立して独立。主な著書に『財務3表一体理解法』『財務3表図解分析法』(朝日新書)、『ストーリーでわかる財務3表超入門』(ダイヤモンド社)、『悩めるマネジャーのためのマネジメント・バイブル』(東洋経済新報社)、本書の前段である『究極のドラッカー』(角川新書)などがある。
定価:本体900円+税 / 頁数:328ページ
詳細:https://www.kadokawa.co.jp/product/321907000701/
『実録・天皇記』
「むしろ天皇こそ最大の被害者である」神代から平安、戦国の世、江戸時代、そして明治維新――権力の変遷に揉まれながら永続してきた天皇家の構造と歴史を、評論家の鬼才・大宅壮一が描いた渾身のルポルタージュ。
[著者プロフィール] 大宅壮一(おおや・そういち)
1900年(明治33年)大阪府生まれ。少年時代、各種少年雑誌に投稿、懸賞メダルを多数獲得。米騒動を煽動するような演説をしたということで、大阪・茨木中学を放校。旧制の専門学校入学者検定試験(専検)に合格し旧制第三高等学校に進学。東京帝国大学文学部社会学科入学、在学中より健筆をふるう。第二次大戦後、時代の風潮をみごとに裁断する社会評論や人物評論で活躍。自ら“無思想人”を宣言し、明快な是々非々論で広く支持され、「一億総白痴化」「駅弁大学」「恐妻」などの流行語も数多く生み出した。1970年(昭和45年)逝去。主な著作に『文学的戦術論』『日本の遺書』『世界の裏街道を行く』『「無思想人」宣言』『昭和怪物伝』『炎は流れる』などがある。
定価:本体900円+税 / 頁数:352ページ
詳細:https://www.kadokawa.co.jp/product/321906000884/