~仏壇に手を合わせたことがある人は8割超10代の過半数が「仏壇」や「仏壇の代わりになるもの」が必要と回答~
株式会社メモリアルアートの大野屋
<調査概要>
◎ 調査対象: 全国 10代以上の男女 ◎ 回答人数: 3,812人
◎ 調査期間: 2019年7月5日~2019年7月13日 ◎ 調査方法: インターネット調査
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【アンケート結果サマリー】
■これまで仏壇に手を合わせたことが「ある」人は84%(-Q1)
■自宅の仏壇を購入した人は「親」が20%で最多。70代は「自分」が29%で突出した結果に(-Q3)
■介護施設や老人ホームなどの高齢者施設に仏壇を持ち込んだことがある人は全体の3%(-Q5)
■仏壇に関するお参りの作法などを教えてくれた相手は「親」が48%で最多。10代では「祖父母」が35%で他世代に比べて突出した結果に(-Q6)
■60代・70代の過半数が自宅に供養のスペースが「ある」と回答(-Q7)
■10代の過半数が自分の住まいに「仏壇」や「仏壇の代わりになるもの」が必要と回答(-Q8)
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Q1. これまでに仏壇に手を合わせた経験がありますか(単回答)
これまでに仏壇に手を合わせた経験があるかを聞いたところ、「ある」が全体の84%、「ない(経験として)」が9%、「ない(宗教上の理由で)」が7%という結果となりました。
年代別にみると、 「ある」の中でも最も割合が多いのが10代と70代で最も低いのが30代となり、年代別に特徴が出る結果となりました。
Q2. あなたの住まいに仏壇はありますか?(単回答)
住まいに仏壇があるか聞いたところ、「ある」が37%、「今はないが過去にあった」が7%、「ない」が56%という結果になりました。
年代別でみると、70代は「ある」が62%と突出して高い結果となりました。全体では「ある」と「今はないが過去にあった」の合計が44%と過半数に満たなかったものの、60代と70代で「ある」と「今はないが過去にあった」の合計が過半数を占め、年代で顕著に差が出る結果となりました。
Q3. あなたの住まいにある仏壇を購入したのは誰ですか?(単回答)
住まいにある仏壇を購入したのは誰か聞いたところ、「親」が20%で最多、「自分」が11%、「祖父母」が6%で続く結果となりました。
年代別で見ると、70代以上は、「自分」が29%で突出した結果となりました。
Q4.あなたの住まいにある仏壇に関して悩んでいることはありますか?(複数回答)
住まいにある仏壇に関して悩んでいることはあるか聞いたところ、「仏壇を持っているが悩みはない」が16%で最多、「掃除の仕方」が8%、「仏壇を継ぐ人がいない」が6%という結果となりました。
※黄色が1位、黄緑が2位、オレンジが3位
Q5.介護施設や老人ホームなどの高齢者施設に仏壇を持ち込んだ、または持ち込みを検討したことはありますか?(単回答)
介護施設や老人ホームなどの高齢者施設に仏壇を持ち込んだ、または持ち込みを検討したことがあるかを聞いたところ、「仏壇を持っているが検討したことはない」が33%で最も多い結果となりました。仏壇を持ち込むことを検討したことがある人は全体的に少なく、家の仏壇をそのままや小型化して仏壇を持ち込んだことがある人は全体の3%に留まりました。
Q6.仏壇に関するお参りの作法や維持管理等に関する情報を誰から教えてもらいましたか?(複数回答)
仏壇に関するお参りの作法や維持管理等に関する情報を誰から教えてもらったか聞いたところ、「親」が48%で最多、「祖父母」が13%、「雑誌/書籍」が9%で続く結果となりました。
全年代で「親」が最多となったものの、「祖父母」を10代の35%、20代の24%が選択し、他世代に比べて顕著に高い結果となりました。
Q7.あなたの住まいに仏壇代わりの供養のスペースはありますか?(例:台や棚の上に遺影・遺骨・供花を備えている等)
住まいに仏壇代わりの供養のスペースがあるか聞いたところ、「ない(仏壇もない)」が54%で最多、続いて「ない (仏壇がある)」が25%、「ある」が17%で続く結果となりました。
年代別では、60代、70代以上では「ある」と「ない(仏壇がある)」の合計が過半数となるなど、何らかの供養のスペースを自宅に持っている人が多いことが分かりました。
Q8.あなたの住まいに仏壇は必要だと思いますか?
住まいに仏壇は必要だと思うか聞いたところ、「必要ない」が50%で最多、「必要だと思う」が27%、「必要だが、仏壇の代わりになる他のものでもよい」が24%で続く結果となりました。
年代別でみると、70代で「必要だと思う」が47%と突出した結果となりました。50代・60代に加え、10代でも、「必要だと思う」と「必要だが、仏壇の代わりになる他のものでもよい」の合計が過半数を占めるなど、若年層も自宅に供養のためのスペースを設けることを重視していることが分かる結果となりました。
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≪調査結果まとめ~大野屋仏事アドバイザー 川島敦郎のコメント~≫
お彼岸の時期が近づき、自宅や親族の家にある仏壇で手を合わせられる方も多いかと思います。今回は、「仏壇」に関するアンケートを実施しました。
いままで仏壇に手を合わせたことがある人は84%となり、仏壇に手を合わせるという行為は、宗教的な理由を除き多くの人が経験している行為であることが分かりましたが、その一方、現在「自宅に仏壇がない」と答えた方は63%と、高い結果となりました。
しかし、10代で仏壇、もしくは仏壇に代わる供養のスペースが必要だと考えている人が過半数を占めるなど、若年層の仏壇や供養への関心の高さが明らかになりました。また、同じく10代では作法や維持管理等に関する情報を、祖父母だけではなく、親から教わる人が過半数を占めたことから、上の世代から子世代に向けて脈々と供養の気持ちが受け継がれていることも伺えます。
近年、住宅事情が変化し、「和室がない」「スペースに余裕がない」といった理由から、従来型の仏壇を置くことができないというお客様の声が増えております。また、高齢者施設への入居時に仏壇を持ち込みたいという希望や、仏壇の買い替えやお焚き上げ、リフォームに関するご相談が増加しています。高齢者施設に仏壇を持ち込めるということや、仏壇のリフォームが可能なことを知ご存じでない方も一定数存在すると考えられることから、省スペースに対応した小型仏壇へのニーズは潜在的なものを含め高く、今後も増加することが予想されます。
大野屋では小型仏壇の販売や、仏壇のリフォームなど仏壇に関する様々なサービスを展開しています。仏壇に関するお悩みがございましたら、お気軽にご相談ください。
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