エンディング産業展2019がBtoBにチェンジ! メリットはどう変わる!?

エンディング産業展(ENDEX)とは

エンディング産業展(ENDEX)とは、日本有数の国際展示会であるTSO Internationlが主催するエンディング産業専門展示会で、過去4回開催されています。葬祭業・墓苑・霊園管理者、寺社仏閣の宗教関係者、自治体の生活衛生関連の方々が約28,000人集まる国内最大規模の専門展示会であり、出展社数は4年連続で増加。2018年は344社が参加しましたが、2019年は400社以上の参加が見込まれています。これは同業界の他の展示会と比較すると、出展社数で約2.5倍、出展面積で約2倍の規模となっています。これは運営会社が、直接訪問などによる来場誘致を積極的に行っていることも理由のひとつ。2019年からはこれに加え、主に地方の葬祭事業者の方々を対象としたバスツアーなども企画しており、さらに来場者数を増やしていくとのことです。

また一般的に展示会は、出版社や新聞社が主催することが多いのですが、同展示会は国際展示会主催の専門会社であることも大きな特徴。業界に関わる団体や出版社との幅広いネットワークを構築しているため、一つの媒体の色に偏らない情報発信になっていることや、各産業の展示会で培ったノウハウを生かした運営をしていることが、出展社数や来場者数の多さにつながっているようです。

2018年開催時の様子 画像提供/エンディング産業展事務局

 

2019年開催予定

開催概要

名  称: 葬儀・埋葬・供養などの終活に関する設備・機器・サービス専門展
「第5回エンディング産業展」<略称:ENDEX(エンデックス)>
※同時開催展:「第3回メモリアルストーンショー」「第3回寺社設備産業展」

公式  HP: http://ifcx.jp/
会  場: 東京ビッグサイト 西2ホール(東京都江東区有明3-11-1)

日  時: 2019年8月20日(火/友引)・21日(水)・22日(木) 3日間、10:00-17:00
主  催: エンディング産業展(ENDEX)実行委員会(TSO International内)
入場料金: 当日¥2,000(税込)
※事前登録者・招待券持参者は入場無料
※出展社には特別招待券を必要枚数無償提供
※葬祭、埋葬、供養に関わる業界関係者・マスコミには無料で招待券を配布
開催内容:展示会、セミナー、研修会、など

2019年からエンディング産業展はBtoB商談を対象とした専門展へ移行

公式サイトで「2019年からBtoB商談を対象とした専門展へ移行します」と宣言しているように、2019年のエンディング産業展が過去4回と異なる点は、一般の終活参加者ではなく商談を目的とした企業の参加を促進し、出展社の売上アップに直結した展示会に変化しようとしている点です。会期中の商談機会を増やすために、地方の葬祭事業者の方々の参加を促すよう動いているようです。

また業界の要望に応え、「第3回 寺社設備産業展(神社・寺院向け設備・用品・サービス専門展)」を関西から東京に移動して2019年より開催予定。「寺社設備産業展」では、仏像・仏具・仏壇・神具、祭事設備・道具・ 荘厳・灯具、衣装・法衣・授与品、納骨・供養設備、業務支援システム、伝統建築・修復技術、その他寺社院向け設備・サービスなどの展示を予定しています。

さらに全セミナー聴講料が無料となるセミナーを、3日間で70セッション以上を開催予定です。

以下、公式サイトのQ&A(http://ifcx.jp/outline/qa.php)より2019年のエンディング産業展の特徴に当たる箇所を抜粋。

 Q:B to B に変わると聞くがどう変わるのか?
 A:「Business to Business(BtoB)」の略で企業間取引を指し、2019年から一般の方々(終活者)に呼びかけるのではなく、商談を目的とした 方々を主な来場対象者とし、会期3日間、出展社の皆様に売上につながる商談の場となります。

 Q:葬儀業界の展示会は他にもあるけど、どんな違いなのか?
 A:同業界の展示会と比較すると、規模が大きく異なります。本展は出展社数で約2.5倍、出展面積で約2倍の規模となっております。24,972名の来場者(2018年実績)の約4割が葬祭関連事業者となります。また、葬儀事業だけではなく、埋葬・供養・寺院・石材・終末期などエンディング産業に関わる事業者との日本最大のネットワーキングの場所が本展になります。

 Q:葬祭事業者をもっと呼べないの?
 A:来場者の約4割は葬祭関連事業者となっており、1万人弱の方にご来場いただいております。2019年から、さらに多くの葬祭事業者にご来場いただくために、直接訪問などによる来場誘致の徹底とともに、主に地方の葬祭事業者の方々を対象としたバスツアーなどの企画を行う予定です。

出展規格と費用

通常ブースプラン

出展規格:1小間の間口3.0m×奥行2.7m(8.1m²)。
費  用:1~3小間 ¥360,000(税別)/1小間、 4~8小間 ¥350,000(税別)/1小間、 9小間以上 ¥330,000(税別)/1小間です。
※連続出展企業・団体は¥10,000の割引が適用されます(共同出展社にも適用いたします)。
※2019年3月末までのお申込みの企業で、2小間以上申込みの場合は角小間料金(¥40,000(税別))を1角サービス。
※2019年3月末までの申込みは、早期割引¥30,000(税別)/小間が適用されます。
※2面オープンの「角小間」指定の場合は、別途有料(¥40,000(税別))となります。通常ブースのみ。

パッケージ簡易プラン

出展規格:1小間の間口2.0m×奥行1.5m(3m²)。
費  用:¥240,000(税別)/1小間
※システム壁(白)、社名看板(40文字)、長テーブル(W1500)、・パイプイス1脚、・100Vコンセント(100V 1kw電気使用料込)が料金に含まれます。

参考:エンディング産業展2019HP 
※申込・詳細は公式ページの「出展プラン」へ

会期までのスケジュール(早期割引など)

  • 2019年3月末日…早期割引期間
  • 2019年5月初旬…出展社説明会    ※出展に関する規定・各種申込み・スケジュール等の詳細が記載されています出展社マニュアルを配布し、会期までに必要な準備事項についてご説明します。
  • 2019年6月下旬…各種書類提出
    ※出展製品のテイストやコンセプトを考慮して、ブース位置を主催者にて決定いたします。出展社マニュアル内の各種提出書類をご提出ください。
  • 2019年7月初旬…プロモーション開始
    ※展示会特別招待券を無料にてご希望枚数を各出展社様にお送りします。取引先企業、新規顧客へご自由にお配りください。
  • 2019年8月19日(月)…搬入・設営
  • 2019年8月20日(火)・21日(水)・22日(木)…ENDEX開催
  • 2019年8月22日(木)…展示会終了後、撤去

出展対象製品・技術・サービス

葬祭設備・機器ゾーン

祭壇/葬祭用具関連(御リン、蝋燭、線香、香など)/位牌/霊柩車/棺桶、骨壺/遺影サービス/ 装束/ドライアイス/防腐・消毒・衛生関連設備・用品/冷蔵設備/映像・音響設備/建築・外装/ 看板/デジタルサイネージ/化粧品/火葬設備

葬祭業向けサービス

料理・仕出し/返礼品・ギフト関連/写真・映像制作サービス/演出サービス/備品レンタル・リース

業務支援・アウトソーシング

筆耕システム/会員管理システム/礼状作成ソフト/司会派遣/人材教育/遺体保存・修復/僧侶派遣/学校

供養・埋葬サービスゾーン(故人の身辺整理、遺族ケア・供養に関するエリア)

納骨堂/手元供養品/供養・散骨サービス

片付け・リノベーションパビリオン(仏壇・墓じまい、片付け、リノベーションに関するサービスパビリオン)

不用品回収サービス/遺品整理・デジタル遺品整理/墓じまい/仏壇じまい/リサイクルサービス/リノベーションサービス/空き家転用サービス/清掃サービス

遺族対応ゾーン

相続対策/アカウント管理サービス/保険/各種法律相談/後見人

フューネラルフラワーパビリオン

生花・造化関連/フラワーディスプレイ/花祭壇

ペット葬祭・供養ゾーン(ペットの葬儀・埋葬に関する特別コーナー)

葬儀相談/埋葬・供養サービス/ペット保険/その他ペットに関する製品・サービス

 

目次

2018年の開催実績

2018年に行われた「エンディング産業展2018」の出展社数は、44 社/総小間数468小間(うち葬祭関連企業206社 / 281 小間)。来場者数 24,972 名(うち葬祭関連企業約8,665名)となっています。

会期中取材掲載メディア実績は、テレビが「フジテレビ」「NHK」「TBS」など10社。新聞が「共同通信社」「朝日新聞」「産経新聞」を始め22社。雑誌が「週刊女性」「週刊現代」「モノ・マガジン」を始め17誌。WEB媒体は「Yahoo!ニュース特集」「日本経済新聞電子版」「NHK NEWS WEB」など多数、とりあげられました。

事前登録すると「バイヤーズガイドブック」が送付されます。

公式サイトのQ&Aコーナーには事前来場登録をすると、出展企業様の製品情報をまとめたものが送付されると記載されています。来場お問い合わせページ
また、急な葬儀案件などで来場できない方へのフォローもあるようです(有料)。

Q:来場出来ない方へのフォローはあるの?

A:急なご葬儀案件などにより来場できない方々ともご商談いただくために、事前来場登録をされた方全員に出展社の皆様の製品情報をまとめた「バイヤーズガイドブック」を送付いたします。また、事務局の持つ3万件の業界関係者リストに対し、「会期中の出展社PR動画」をお送りいたします。 (※有料サービス) 来場の有無に関わらず、直接製品をPRすることができます。

正式には同展示会サイトの質問コーナー(http://ifcx.jp/outline/qa.php
公式サイト(http://ifcx.jp/)等でご確認ください。

 

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