83.4%の世帯が、老後の生活に「心配」と回答
■多くの人が「定年との向き合い方」を探し求める時代に
日本人の60歳時点の平均余命から計算すると、現時点で60歳の人は、男性なら83.67歳まで、女性なら88.91歳まで生きることが予測されます(厚生労働省「平成28年簡易生命表」)。定年退職した後も20年~30年という人生が残されていることになります。
この長い第二の人生を、何の不安もなく迎えられる人は多くはないでしょう。金融広報中央委員会が行った「家計の金融行動に関する世論調査(2016年)」によれば、老後の生活について「非常に心配である」または「多少心配である」と回答した世帯は、83.4%に上りました。テレビや新聞などのメディアでも、「下流老人」「老後破綻」「年金破綻」「介護難民」といった問題が取り上げられ、定年後の生活を不安にさせる要素は尽きることがありません。
一方で、定年後の第二の人生を定年前から見据えて、着々と準備していこうという人も増えています。テーマは雑誌などでも「定年後の歩き方」「定年男子」【仕事余命」「定年後の仕事選び」など「定年後」に関連する特集が組まれ、また関連するセミナーやシンポジウムも各所で開催されています。もはや「定年との向き合い方」は、社会現象となりつつあると言えます。
■定年後の問題を自分の力で解決するために
このような背景のもと、自分の定年後と向き合い、定年後の問題を自助努力で解決しようとするミドルシニアが増えています。
お金の教養が身につくマネースクールのファイナンシャルアカデミー(本社:東京都新宿区、代表:泉正人)が2017年10月15日(日)から開講した「50代のための定年後設計スクール」(URL:http://www.f-academy.jp/school/retirement.html)では、定年後の問題を積極的に解決しようという50代のミドルシニアで大きな賑わいを見せています。
本スクールの講師の一人とである、家計の見直し相談センター代表・ファイナンシャルプランナーの藤川太さんは「経済環境が厳しい状況のなかでは、お金の正しい知識を身に着けて戦略的に過ごしていくことが、自分の安心した定年後の生活、輝かしい未来を描けるようになる」と語っています。
これから増加するミドルシニアに「定年後のお金との付き合い方」を身につけてもらい、経済的に豊かな人生を送ってもらうことは、「すべての人に金融経済教育を」をフィロソフィーとする当校にとって重要な使命であるとともに、日本政府の推進する「一億総活躍社会」の実現にもつながる施策であると認識しています。
■「定年後設計スクール」とは
URL:http://www.f-academy.jp/school/retirement.html
現在、50 代の人が、20 年、30 年と続くであろう「定年後」を豊かに生きがいを持って暮らすために必要なお金の知識を、体系的・実践的に学べるスクールです。
定年後の生活設計に向けた家計や保険の見直しから、公的年金の仕組みや増やし方、定年後の仕事や生きがい、医療、介護、相続、終活まで定年後のお金のすべてを全 24 回で学ぶことができます。
■ファイナンシャルアカデミーとは
ファイナンシャルアカデミーは東京・大阪・ニューヨークで開講しているお金の学校です。義務教育では教わることのなかったお金との正しい付き合い方について一人でも多くの人に学んでもらうため、2002年の創立以来、東京校・大阪校・ニューヨーク校・通信制・WEB自宅受講を通じて、15年間で延べ43万人の方が学んでいます。家計管理、お金の貯め方といった身近な生活のお金から、会計、経済などの学問的視点、株式投資や不動産投資などの資産運用まで、お金の教養を2年かけて学ぶコースを中心に開講しています。
ファイナンシャルアカデミーは東京・大阪・ニューヨークで開講しているお金の学校です。義務教育では教わることのなかったお金との正しい付き合い方について一人でも多くの人に学んでもらうため、2002年の創立以来、東京校・大阪校・ニューヨーク校・通信制・WEB自宅受講を通じて、15年間で延べ43万人の方が学んでいます。家計管理、お金の貯め方といった身近な生活のお金から、会計、経済などの学問的視点、株式投資や不動産投資などの資産運用まで、お金の教養を2年かけて学ぶコースを中心に開講しています。