【葬儀後の後悔に関する実態調査(2019年)】 一般葬は7割以上、家族葬は6割以上の喪主が 葬儀後に後悔を感じた! 経験者に学ぶ、喪主がするべき葬儀の備えは、 情報収集とプラン内容の把握

株式会社 鎌倉新書

終活関連サービスを提供する株式会社 鎌倉新書(東京都中央区、代表取締役社長:清水 祐孝、証券コード:6184、以下 当社)は、『葬儀後の後悔に関する実態調査(2019年)』を実施し、調査結果をまとめました。

リリース全文: https://www.kamakura-net.co.jp/newstopics/detail.html?id=6643

近年、消費傾向は「モノ消費」から「コト消費」にシフトしつつあるように、個人の価値観の変化に伴って、葬儀形態も多様化してきました。しかし、新しい弔いの形を選択することで、思いもよらない弊害やトラブルが発生する可能性もあります。当社が運営する葬儀相談・依頼サイト「いい葬儀」では、日々お客様からの葬儀に関するご相談をお受けしています。中には 「知識も時間もないため何からはじめたら良いかわからない」 「葬儀社とトラブルがあったが対処方法がわからない」 「見積額と請求額に大きく乖離があった」などといったお悩みが寄せられます。

葬儀は短時間で滞りなく準備を進めていかなくてはなりません。経験がない中、目の前の課題にひとつひとつ取り組んでいく過程で、葬儀後にどのようなトラブルや後悔が待ち構えているのか想像することは困難です。

当社は、これから喪主となる可能性がある方々が納得できる葬儀を執り行うための一助を担いたいと考えています。そこで喪主経験者に対してアンケート調査を行い、後悔してしまった項目や葬儀内容など当時のことを振り返っていただきました。一般葬は7割以上、家族葬は6割以上の喪主が 「もっとこうしたらよかった」 と葬儀後に後悔を感じているなど、さまざまな事柄が判明しました。

<調査結果トピックス>

◆1 葬儀の形態

1-1 自身が主となり執り行った葬儀の種類は「一般葬」が半数を占める。

◆2 葬儀の後悔

2-1 一般葬は7割以上、家族葬は6割以上の喪主が葬儀後に後悔した経験がある。

2-2 葬儀後に後悔したことベスト3:1位「情報収集」、2位「葬儀社」、3位「葬儀の価格」。

◆3 葬儀のプラン

3-1 もう一度葬儀を執り行うとしたら、「葬儀社と相談するオリジナルプラン」を選択する人が最多。

3-2 葬儀後の後悔の度合いが高い人ほど、もう一度大切な人の葬儀を行う機会があった場合に「葬儀社と相談しながら決めるオリジナルプラン」を希望する傾向。

<調査結果>

◆1 葬儀の形態

1-1 自身が主となり執り行った葬儀の種類は「一般葬」が半数を占める。

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自身が主となり執り行った葬儀の形態を聞いてみたところ、1位「一般葬」51.9%、2位「家族葬」39.8%、3位「一日葬」4.8%、4位「直葬」3.5%という結果になった。

一般葬が半数を超える結果となっているが、近年、特に都心部においては家族葬の需要が高まりつつあり、要因はさまざま考えられる。

(1) 子が喪主になる場合、親の交流関係が不明で訃報を知らせることができず、家族葬を選択する。

(2) 高齢化により、参列者側も高齢になり参列人数が少ないため、家族葬を選択する。

(3) 経済的な理由で家族葬を選択する。

(3) 故人の意向で家族葬を選択する。

本調査では、近年増加しつつある家族葬と、最も一般的な葬儀形態である一般葬に焦点を当てつつ、調査結果を深堀していく。

◆2 葬儀の後悔

2-1 一般葬は7割以上、家族葬は6割以上の喪主が葬儀後に後悔した経験がある。

 

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執り行った葬儀形態別に、葬儀後に後悔した人の割合を見てみると、一般葬が71.9%、家族葬が60.1%と、一般葬を行った人の方が葬儀後に後悔している割合が高かった。一般葬は家族葬よりも参列人数が多く、親族以外にも故人の旧友や同僚など、喪主と直接面識のない人が参列する。そのため、家族葬では発生しない細やかな事前準備や、当日の進行などが生じ、後悔を感じるポイントが多いことが予測される。

2-2 葬儀後に後悔したことベスト3:1位「情報収集」57.7%、2位「葬儀社」51.5%、3位「葬儀の価格」47.3%。

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