遺産分割が争いに発展するケースはこの15年で41.9%も上昇。国もスムーズかつ確実な相続に向けた支援へ
一般社団法人 相続終活専門協会
円滑な相続をサポートする一般社団法人相続終活専門協会(東京都千代田区、代表理事:江幡吉昭、以下「相続終活専門協会」 )は、相続・終活相談の専門家を対象に「遺言・相続に関するアンケート」を実施しました。その調査内容を発表いたします。
2018年7月、「相続法」が大きく改正され、配偶者居住権の創設や自筆証書遺言の方式緩和などが、段階的に施行されてきました(※1)。今回、2020年7月10日施行「法務局における遺言書の保管等に関する法律(※2)」に合わせて、相続終活専門協会では、相続や終活の相談にあたる相続終活専門士120名を対象に、どのような相談内容や相続トラブルがあるか調査を行いました。
以下が調査結果となります。本調査結果を是非ご活用頂けましたら幸いです。
(※1)政府広報オンライン「約40年ぶりに変わる“相続法”!相続の何が、どう変わる?」:https://www.gov-online.go.jp/useful/article/201809/1.html
(※2)7月10日施行「法務局における遺言書の保管等に関する法律」制度概要:http://www.moj.go.jp/content/001318081.pdf
【調査概要】
■調査方法:インターネット調査
■調査期間:一般社団法人 相続終活専門協会
■調査期間:2020年6月24日(水)~7月1日(水)
■調査対象期間:全国
■対象者:相続終活専門士 120名
相続終活専門士の多くは顧客の資産運用やライフプランニング業務を担当する生命保険会社営業職員。「生前贈与」や「遺言・エンディングノート」、「生命保険」などを駆使し、円滑な相続をアドバイスしている。
■調査期間:一般社団法人 相続終活専門協会
■調査期間:2020年6月24日(水)~7月1日(水)
■調査対象期間:全国
■対象者:相続終活専門士 120名
相続終活専門士の多くは顧客の資産運用やライフプランニング業務を担当する生命保険会社営業職員。「生前贈与」や「遺言・エンディングノート」、「生命保険」などを駆使し、円滑な相続をアドバイスしている。
本リリース内容の転載にあたりましては、出典として「相続終活専門協会調べ」という表記をお使いいただけますようお願い申し上げます。
①相続について相談を受けたことがありますか?(n=120)
②どのような相談内容が多いですか?(n=105)
<具体的な相談内容>
・親が所有する土地・株を相続する時に相続税がいくらかかるか知りたい。
・自分の遺産を相続させる子がいない。夫の親族に渡したくない。
・問題を起こす親族への対応方法を考えたい。
・他の相続人に相続の話を切り出せない。
・相続準備を何からしたら良いのか分からない。
・親が所有する土地・株を相続する時に相続税がいくらかかるか知りたい。
・自分の遺産を相続させる子がいない。夫の親族に渡したくない。
・問題を起こす親族への対応方法を考えたい。
・他の相続人に相続の話を切り出せない。
・相続準備を何からしたら良いのか分からない。
③相続トラブルがお客様に起きたことはありますか?(n=120)
④どんな相続トラブルがありましたか?(n=32)
<具体的な相談トラブルの内容>
・兄弟姉妹での相続財産の取り合い。
・遺言書が無効。故人の意思を無視した相続になった。
・実家が空き家になっていて処分の仕方や費用などについて揉めた。
・被相続人の面倒を見ていない、同居していない親族が、法定相続分を欲しいと言ってきた。
・独身の叔母の死後、遺産相続手続きのために相続人全員の捺印が必要だったが一人だけ押印してくれなかった。
・兄弟姉妹での相続財産の取り合い。
・遺言書が無効。故人の意思を無視した相続になった。
・実家が空き家になっていて処分の仕方や費用などについて揉めた。
・被相続人の面倒を見ていない、同居していない親族が、法定相続分を欲しいと言ってきた。
・独身の叔母の死後、遺産相続手続きのために相続人全員の捺印が必要だったが一人だけ押印してくれなかった。
⑤相続トラブルを回避するには何が最も大切だと思いますか?(n=120)
相続トラブルに遺言作成が有効。しかし実際に遺言を作成する人は約1割
遺産分割が争いに発展するケースは15年で41.9%も上昇
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